Roberta Flack - Killing Me Softly With His Song
<音楽が流れます、音量に注意>
先日、久し振りに盛岡駅の西口にある「アイーナ」を訪れた。
盛岡駅の周辺には高層ビルが建ち並びすっかり都会の顔になった。
盛岡駅の西口の開発に携わったことがある。
もう、過去のこと。
アイーナは、岩手県立図書館や会議室などがある多機能ビル。
吹き抜けの空間を眺めていると、どこか大都会にいるような気になる。
午後3時半過ぎからラジオ関係の仕事。
楽しく終わってアイーナを出たのは6時前。
もう、すっかり夜景だ。
家に一度戻ってまた次の仕事に出かける準備。
あれ、ご機嫌斜め。
「このところ、ちょっと、ないがしろにしてない」
いやいや決してそんなつもりは・・・
「ほんと?だったら少し遊んで」
はいはい、ちょっとだけ。
パソコンの椅子をのっとられた。
近頃お気に入りの遊び道具。
ヒャッキンでキーボードの掃除のために買った刷毛。
夢中で遊ぶ。
「これ、たまらんのじゃよ~」
私は、前足を手と呼んでいる。
その両手が器用に捕まえる。
ともかく可愛らしくてたまらない。
そろそろ時間だ。
「仕事かぁ~仕方ないな」
「わかった、留守はまかせて」
ちよっと淋し気。
ある時は出かけようとして「にゃあ~」
足元に纏わりついて「にゃあ~」
中くらいの大きさで語尾を伸ばしてなかれるとちよっと切ない。
長年暮らしていると鳴き声にも多くの種類があり、
表情も豊かなことが分かってきた。
眠れそうもない夜、そばにいてくれたり、
溜息をついているとすり寄って来たりと、
何度も救われている。
夜遅く帰って来ると、
ドアの小さなガラス窓の傍に、
ちょこんとお座りして待っていた。
今夜も椅子を取られたので、別の椅子でパソコンに向かう。
彼は、すぐ隣で眠っている。
少し疲れてひと休み。
カフェインレスコーヒーを淹れた。
そうそう、もらってきたチョコレート!
大好きなオレンジピール。
これは止められない。
もう一つはライム。
美味しい。
交互に食べるとやめられない~
キッチンで秘かに食べていた。
8才になりたての彼は、いつの間にか起きていた。
キッチンの入り口でギロリとこっちを見ている。
今にも怒りそうだ。
しかし、猫君にはチョコレートはダメなんだよなあ~
「ふん、自分だけ」という様に見えた視線。
あっ、誕生日だ!8才になる。
しばらくして布団に入ると、
温まった頃に枕元にちょこんと座る。
少し左足の膝を立て小さな空洞を作る。
布団の中ほどを開けると入って丸くなり、
背中の辺りが腿に触れる。
癒される温もり。
いつもありがとう、明日はプレゼントを用意しなくては。