Georges Moustaki/ Ma Solitude
<音楽が流れます、音量に注意>
1月24日の「グレーテルのかまど」は「たぬきケーキ」です。
とコメントをいただいた。
録画して見た。
忘れかけていた「たぬきケーキ」。
ブログを遡ってみた。
2021年3月、盛岡の川徳デパートで、北東北の雑誌、「ラクラ」の感謝祭。
そこで見つけた「たぬきケーキ」。
懐かしくて買った。
小箱を開けると目があった。
このたぬきケーキは、
昔は宿場町で栄えた岩泉の「御菓子司 志たあめや」で作られていた。
なんと1832年(天保3年)の創業。
そもそも農家だったらしいが、江戸時代に飴を作り、売り始めたらしい。
下宿(しもじゅく)という場所で始めたので「下飴屋」。
その後、飴以外のお菓子も作るようになり、かりんとうなどの「駄菓子」も始めた。
今では和菓子、洋菓子やパンなども作っている。
懐かしいパタークリームの味がして美味しかった。
店を継いだ若い人達は、
全国のたぬきケーキを店頭に並べたり、イベントを開催したり。
コロナ禍でもオンラインで全国のたぬきケーキを作る人達を繋げたり。
と頑張っている。
テレビなどで取り上げられても「一過性のもの。」という人もいる。
どっと沸いてブームは、ひいていてくかもしれない。
しかし、シンプルで素朴な美味しいお菓子。、
たぬきケーキ以外の魅力もあるので、訪れる人は後を絶たない。
テレビの影響は大きい。
前に朝ドラや大河ドラマでトレンドになった所は、
今、どうなっているのだろう?
昨年、用事があって訪れた軽米町。
ひと休みに入った「おかしのヤマダ」。
カフェもあり、偶然出会った「たぬきケーキ」
店の方が「いつでも作っているわけじゃないのです」と言う。
運が良かった!
ますます愛しい、たぬきさん。
時々しか出会えない可愛い「たぬきケーキ」。
絶滅危惧種と言われる「たぬきケーキ」。
昭和な私には懐かしいバタークリームの味。
今の子供達はどう感じるのだろう。
志たあめや
〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字下宿25
Tel: 0194-22-2226
ヤマダ菓子店
軽米町大字上舘16-60-70
0195-46-2041 |