Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin'
<音楽が流れます、音量に注意>
録画していた「美の壺」を見た。
「ジャズ」の話で、一関のJAZZ喫茶「ベイシー」が映し出され、
オーナーの菅原さんも出ていた。
やはり、オーラがある。
一度だけひと言話した事がある。
「2、3枚写真を撮っていいですか?」
「いいよ」
グランドピアノに紅いバラが一輪。
ビロードのような花びらだった。
ジャズは好きだが、ミュージシャン、曲名がさっぱり。
詳しい方の話に頷くだけ。
それでも、よく聞くが滅多にJAZZが好きだとは言わない。
その夜の三日月は、なんとなくブルース。
立ち止まり、カメラを構えた。
そう言えば、家の家紋は「月に星」
まあ、自分では納得の写真。
カメラもよく分からない。
「一眼ですか?」と聞かれても「はい」とは言うもののカメラ任せ。
テクニカルな話にもついていけない。
ただ、自分の見たままに撮りたい。
その夜はバドミントン。
5時半に家を出て仲間と早い夕飯。
毎回、軽く食べようと話すが、いつも失敗する。
今年初の「百壱 楠」へ。
メニューに目を凝らす。
「穴子棒寿し」を見つけてしまった。
たやすく誘惑に負ける。
半分ずつ食べる事に。
しっとり柔らかい穴子と酢が控えめのご飯とよく合う。
タレも濃すぎず甘すぎず食べ飽きない。
美味しい。
頼んで満足の2人。
彼は、天丼のご飯を少なめ。
私は、これまた初めての「黒打ちそば」
二種が食べられるそばもあり、それにした。
「黒打ちそば」は、数に限りがあり、
丁寧に選別したそばの実の「甘皮」を加えたもの。
そばの香りが引き立つ力強いそば、と品書きにある。
確かに力強く、そばの風味もいい。
石臼で挽くそばは、何もつけずに食べても美味しい。
また品書きを読む。
「並打ちそば」とは通常出しているそばで、
風味豊かに加え、喉ごしがよく、
見た目にも美しいおそばです、とある。
細めのそばで、確かに喉ごしがいい。
食べ物のうんちくや表現にも拘らない方だ。
五感で味わうだけに十人十色。
料理の説明はともかく、味の表現は難しい。
外の冷気も気にならない
「美味しかった。」と頷き合い、
「これから運動するんだよなあ~」と笑った。
美味しそうな物を見つけると、次まで我慢できない。
十数分で体育館の灯りが見えてきた。
お腹の辺りを擦る2人。
百壱楠
〒020-0401 岩手県盛岡市手代森14地割16−70