Prelude in E minor, Jagodziński Jazz Trio

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

 

今年最後のランチミーティング。

 

 

場所は花巻市の「やぶ屋総本店」。

12時前に着いた

久し振りの青空。

頬にやわらかい陽射し。

北国の冬で時々ある心地良い日。

屋根に残る雪が溶けていく。

 

 

変わらない風格のある佇まい。

 

今日の出席者は3人。

ひとりはカツ丼のセットで味噌汁をそばに替えて。

 

 

向かいで見ていると美味しそうなカツ丼。

 

 

私は、やはり賢治セット。

三ツ矢サイダーがついている。

 

 

薬味はネギとたっぷりの紅葉おろし。

 

 

滑らかで喉ごしのいいそば。

 

 

そしてサイダー。

 

 

昔のサイダーと違って炭酸がきつくない。

スルリと喉をとおる。

 

 

今から百年も前、

宮沢賢治が花巻での教師時代、生徒たちに振舞った「天ぷらそば」と「サイダー」

「いっぱいやろう」と冗談を言ったという。

 

もう一人は、天ざる。

 

 

 

このお品書き。

板目表紙のようだ。

懐かしい!

 

 

 

「賢治とJAZZの話」

宮沢賢治は大の音楽好き。

様々な作品の中に、

大正時代の末期、

同人誌「銅鐸」7月号に「ジャズ夏のはなしです」を寄稿。

ジャズや洋楽が日本に上陸して早々、彼はジャズに出逢っていたようだ。

「ジャズ夏のはなしです」

たった10文字に心掴まれた。

賢治の言葉は時代が過ぎても色褪せる事はなく、逆にいっそう輝きを増す。

令和になっても新鮮に聞こえて仕方がない。

 

その日は、各自デザートも。

「そば茶ジェラート 『HIBIKI』」

 

 

自転車で日本一周している途中、花巻を訪れた「HIBIKI」(西中響)さんが発案。

夢ジェラート(夢コーポレーション)さんと「やぶ屋」さんのコラボで、

岩手発のそば茶ジェラートができた。

夢ジェラートが、地元のアグリファインさんの貴重な朝の一番搾りのミルクを使い、濃厚でありながら、後味すっきりのジェラートが完成。

コロナの影響で客足が遠のく中、新たなメニューで幅広い世代に魅力を発信。

380円のジェラートに、

美味しさと夢が詰まっていた。

 

 

 

 

まず、そばの風味がとてもいい。

そして濃厚ながら、滑らかな食感。

喉にミルクの爽やかな味が残る。

とても美味しい。

食後のミーティングも滑らかに。

 

 

ミーティングの後は、編集長と2人、はなまきえふえむへ。

ライブで、楽しんだ。

 

 

花巻と盛岡とで暮らした宮沢賢治。

盛岡へ戻りながら、自分との共通点を見つけた。

暮らした場所が同じなんだ。

でも、同じ風土でくらしても、全く賢治さんとは大違い。(笑)

 

 

 

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