盛岡食いしん爺日記
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「茶寮かだんで二人展」の展示の準備がほぼ終了。
後は明日、記帳のノートなど受付の準備と
オーナーの一ノ倉さんとの打合せ。
まだ一ノ倉夫婦は、忙しい。
娘さんも応援に来ているほど。
イラストレーターのさいとうさんと銅版画家の阿部さんと
盛岡へ帰る前にひと息。
茶寮かだんから歩いて数分の茶房「あれい」へ。
Chiara Civello - Io che amo solo te (Videoclip) ft. Chico Buarque
「あれい」のアプローチの小径。
「なるほど、この先にあるんですね。」
興味津々の二人。
自分にしても初めての時は、「どんな店だろう?」と思ったものだ。
中に入ると「わぁ~思ったより広い~」。
天井が高く、隣と仕切られゆったりとしたテーブルが並ぶ。
「こんにちは!」
「あら、いらっしゃい、久しぶりだね~」
相変わらずの明るい声、滑舌のいい話ぶり。
二人に、ここの名物の小倉ホットケーキを食べさせたかった。
たっぷりなので三人で分ける。
一つ注文すると、
「はい、ちょっと待っててね~」
しばらくして厨房から漂ういい匂い。
珈琲を従えて登場した小倉ホットケーキ。
いつも一から作り焼き上げるママ自慢の一品。
二人は「おぉ!」
圧倒されている。
これぞホットケーキという厚みと大きさ。
そこにたっぷりの餡子。
てっぺんのバターがすぐ溶け、するすると零れた。
出来たてのホットケーキは、ふわふわで美味しい。
あれいの餡子は、甘さ控えめ。
たっぷりでも食べ飽きない。
さいとうさんが、三等分してシロップをかける
温かい生地に吸い込まれていく。
さすが、さいとうさん!
綺麗に取り分け、たっぷりの餡子をのせる。
二人は、ホットケーキの間にも餡子が入っていることに気づく。
目を大きく見開いて何度目かの「お~」。
私も初めて見た時、驚いたがひとりで完食した。
食べ終えて確認事項など打合せ。
ものの数分で終わり、後はゆっくり帰るだけ。
個展の打上げの時、また花巻を案内しよう。
茶房あれい
〒025-0087 岩手県花巻市上町4−3