Chopin01 仲道郁代 幻想即興曲op66
<音楽が流れます、音量に注意>
11月6日、
盛岡の街の紅葉も、そろそろ最後のひと幕。
街を散策してみた。
旧石井県令邸
晩秋の風物詩。
姿は、年ごとに違って見える。
岩手県民会館近くの銀杏。
日影になりやすい下の方は、まだ緑がかっていた。
樹の下の歩道。
鳩たちも陽射しを求め、胸を丸くしてのんびりと。
盛岡城址へ。
溜まった落ち葉。
カサカサと音が聞こえてきそうだ。
間違いなく、寝転べは気持ちがいいだろう。
ほぼ、一日おきに紅を見に行く。
訪れる人は後を絶たない。
みんなスマホを翳す。
燃えている。
紅く、燃えている。
青空を背景にすると優しい紅に見えてくる。
空を覆い隠して広がるグラデーション。
しばらく上を向いていた。
鶴ヶ池の鴨は、今日も落ち葉の中をすいすい。
日ごとに影は長くなる。
ちょこんと座る猫は、弱々しくなり始めた陽射しに、
「そろそろ、冬が近いな」とでも思うのかも。
家に帰って、いただき物の和菓子を食べた。
八戸市の「紅屋」の和菓子「茅ノ輪」。
店の向かいの神社の催事「茅ノ輪祭」が名前の由来。
初めて食べた「しそ餡」。
薄い赤紫で、しその風味がいい。
食べながら、持って来てくれた人の顔が浮かぶ。
早速、美味しかったと伝えよう。