Andrea Pozza Trio - Alice in Wonderland (Hilliard, Sammy Fain)
先日、盛岡の高松の池に行ってみた。
相変わらず元気に泳ぐ鴨たち。
おや?
帰ってきた白鳥。
しばらくこの広い池の主役になる。
湖畔の紅葉は真っ盛り。
山の麓から、もう街まで紅と黄。
木の下を見ると、もう散り始めている。
朝晩は、もうすぐ氷点下の日も近そうだ。
その夜は、久し振りに大通りへ。
盛岡の繁華街。
夜は、まだまだ少ないが歩く人もチラホラ。
菜園の「しょうが焼きや」さんへ。
席に着いて、まず出されるのが、たっぷりの野菜。
大きく深い丼ぶりから盛り上がる。
身体が喜んでいる。
嬉しくなる!
今日は、久し振りなので、思いきって厚切り200gに!
瑞々しいサラダを食べ終える頃、皿にのって堂々の登場。
やや頑張ってきた自分へのご褒美。
<ロースしょうが焼き定食・厚切り200g>
付け合わせも申し分ない。
そしてしょうが焼きに大切な、美味しいご飯。
うまい具合に焼けて、この厚みで柔らかい。
焼き方に工夫があるらしい。
生姜のきいたタレにつけては食べる。
噛むほどに豚肉の旨味!
肉がしまったままなのに歯がス~ッととおる感じ。
「美味い!」
店主に拳を少し挙げ、親指を立てた。
返ってくるマスク越しの笑い声。
最後の4切れは半分になったご飯にのせた。
久し振りにかっ込む。
「あ~幸せ」と呟いてしまう。
やっぱり豚肉が好きだ。
帰りに外まで見送っていただいた。
すると吹き抜けの中庭の上を指差し、「これ、好きなんですよ」と言う。
2階に伸びるオブジェ。
このビルにくると「しょうが焼きや」目指して階段を下り、地下へ。
何度も通っているのに、全く気がつかなかった。
コンクリートの丸い柱があるとは思っていたが・・・
その上に、なんとカタツムリ、トンボ、そして蝶の見事なオブジェ!
店主に挨拶して地下から階段を2階の途中まで登ってみた。
見事な蝶が目の前に。
2階に行く人には丁度、目の高さ。
いつもビルに入ると自分の頭には、「しょうが焼き」ばかり。
地下の階段を下り、まっしぐらにドアを開ける。
腹が減ると人間は、食べ物の情報しか選択しないという。
そのとおりだと思った。
まだまだ、街には見落としている物が山ほどありそうだ。
「目を凝らす」とは大切な事。
帰り道は、冷たくなった風も忘れるほど心身共に元気だった。
しょうが焼きや
〒020-0024 Iwate盛岡市盛岡市菜園2-5-20メルヘンハウスB-C