Louis Armstrong - What A Wonderful World
<音楽が流れます、音量に注意>
昼下がり、まちを歩く。
ここ2年ほど見られなかった光景が戻って来た。
それほど多くはないが、街中を走る観光バス。
赤レンガ館(旧岩手銀行)に向かう修学旅行生。
盛岡の古い街並みを歩いていた。
見ている人も微笑んだり。
コロナ禍の前は、沢山の修学旅行の子供達を見かけた。
久し振りに見る光景に嬉しくなる心。
少し軽い心になって目的の場所に向かった。
夜はともかく、出歩く人の姿もあちこちで見かける。
旧生姜町を通りかかって、寄り道。
夏はかき氷の佐藤氷店によっておやき(大判焼き)を4個買った。
これから3人で打合せ。
余る1個は、また後で自分用。(笑)
ここでは、「チーズドックもあった。」という話も聞いたが今はない。
近道にはならないが、好きな路地を歩いて向かった。
空き地に、猫。
こちらを見ている。
「あっ」
おやきの匂いに気づいたかな?
二重に紙に包まれ、持つ手が温かった。
ふわっとした皮に包まれたあんこ。
甘すぎないのがいい。
風が冷たくなると恋しくなる。
3人とも口を大きく開ける。(笑)
雑談に花が咲き、スマホを片手に調べ出した。(笑)
盛岡界隈では、よく「おやき」と言う。
しかし、今川焼き、太鼓焼き、黄金焼き、回転焼きなどとも呼ばれている。
しばらく前に、ブログに載せた時、
淡路島の方が情報をくれ、なんと「御座候(ござそうろう)」と言うそうだ。
今川焼きの由来は、江戸時代に神田川の今川橋の辺りで、
「今川焼き」というお菓子を売り出したらしい。
それから、昭和の30年代、
「大番」という名の小説が流行ったらしい。
これは愛媛が舞台。
そこで愛媛の会社が「大番焼」と名付け、
これを焼く機械を売り出そうとして「大番」を「大判」として発売し広まっていった。
雑談は長引いたが、打合せは和やかに進んで予定どおりに終わった。
午後になって、出かけるとコンビニの前に2匹の猫。
これから寒くなる一方。
猫たちは、どこで暖をとるのだろう。
事務所に戻り暖房をいれた。
残っていた1個を食べた。
しかし、物凄く呼び名がある食べ物だなあ~
完食してお茶を飲んでいたら、
こっちを見ていた猫達の顔が浮かんできた・・・