T-SQUARE - Twilight In Upper West
<音楽が流れます、音量に注意>
週末の夕方、最近復活したバドミントンの練習へ。
19時からの開始。
途中で何か食べて行こうと思い、早めに向かった。
一緒に行く人にもご飯を誘うメール。
「早く出て途中で、夕飯を食べましょう」
「OKです!」
その人を乗せ体育館へ向かう。
どこで食べるかが、決まらないうちに車は進む。
「あっ!」
店の前を通って小さく叫んでしまい、隣の人を驚かせてしまった。
少し戻って駐車場に停めた。
いつだったか、そこを通って気になっていた。
店の名は「百壱 楠」
早速、暖簾を潜った。
店のメニューを手にとると、
「多くの人の手間『百』をかけた良質なものを使い、
その食材を料理するひとりの手間「壱」の一つ一つに手を抜かず、
大切に使うこと『百壱』を常に心がけ、お客様をお迎えいたします。」
「早苗のように始まったばかりの店ですが、長い年月をかけた大木になり、
強い根が大地に根付くようにとの想いで、屋号を『楠』としました。」
その精神で、十年は過ぎているらしい。
別のページには、そばの説明も。
<並み打ちそばの説明>
通常お出しするおそばは、こちらです。
風味豊かでのど越しがよく、見た目にも美しいそばです。
<黒うちそばの説明>
風味豊かな並み打ちそばに、丁寧に選別したそばの実の「甘皮」を加えます。
そばの香りがさらに引き立つ力強いおそばです。
(一日にお出しできる数量に限りがございます。)
そそられた黒打ちそばは、完売だった。
一緒の人は並み打ちそばの「天もり」
メニューに書かれていたとおり、奇麗なそば。
天婦羅も薄衣で美味しそうだ。
食べ始めて向かいの人は顔を上げ、
「美味しいですね、そばと天婦羅ですね~」
悩みに悩んで、旬のそばを注文した。
「揚げ里芋のあんかけそば」
見事なビジュアル。
丼にたっぷり。
あまり里芋は、食べない方だが、「揚げ里芋」に惹かれた。
表面はカリカリして美味しい。
中は、いい具合にもちもち。
自分的には粘りの強い里芋には、ちょっとついていけない。
しかし、これは好きな食感!
そもそも「あんかけ」好き。
十分にふうふうして、熱々をいただく。
そばにあんがしっかり絡む。
「これ、いい感じ」たぶんひとりでニヤニヤしていたのだろう。
「なんか、美味しそうですね!」と言われた。
勿論、そばも風味豊かで美味しい。
途中から無言で食べていた。
完食して、そば湯。
美味しかったと話し、ゆっくり。
「あら~」
もうすぐ7時になる!
練習場所へ急がなくては。
夜風は冷えているが、身体は十分に温まっている。
体育館でアップをあまりとらなくても大丈夫。
「次のメニューは決めましたよ!」
と隣の人が言った。
百壱 楠 |
019-696-1019