André Gagnon - Comme au premier jour
<音楽が流れます、音量に注意>
連日のように来ている花巻。
その日、一緒の人とランチに行きたい場所が一致した。
「豆蔵(まめくら) おしきり」
毎日出かけていると、
身体に優しく、素材を大切にした「豆蔵」のご飯が食べたくなった。
駐車場に停めると2人揃って両手を空に突き上げた。
駐車場の傍らで、今年初めて見た「赤トンボ」
「近年は、少なくなった。」と何かで読んだ。
そっと近寄ると向きを変えた。
辺りには、たくさんのトンボが飛び回るが、紅は見えない。
花巻市と北上の境の成田。
その田園風景の中にある「豆蔵(まめくら)おしきり」
旬の野菜を主にした手づくりのランチ。
自然の力、大地の恵み。
花巻の地で育まれた野菜たち。
大切に育てた作り手が、手間をかけて調理。
自然な味に身体が喜ぶ。
カレーは、スパイシーで野菜の旨味がたっぷり。
カレーは、ご飯も主役だと思っている。
噛んでいると自然な甘みがじわり。
色んな野菜が彩りよく並んでいた。
実は、カボチャが苦手。
ところが、あまりに美味しそうで、ひと口食べてみた。
いい具合に、ほくほくとして美味しい。
もっと食べたかった。(笑)
「豚肩ロースのにおい豆の味噌漬け焼き」
一枚、いただいた。
味噌が豚肉の甘みを自然に、ひきだしている。
食感もよく、美味しい。
これは、もっと食べたかった。
ご飯にのせられた豆。
これが「におい豆」なんだろうか。
一緒の人が少し知っていて話してくれた。
この地で、半世紀以上も栽培を続けられてきた。
栽培は自然のまま、化学肥料も農薬も使わない。
濃厚で、名前のとおり豆の風味が強いそうだ。
落ちついた赤の大ぶりの椀にたっぷりの味噌汁。
野菜を自家製の味噌がまろやかにしている。
どこか懐かしく、心に染みるような優しい味。
「美味しかったです!また来ます!」と言って店を後にした。
その後は盛岡へ。
国道の東側の道を走った。
懐かしい風景を見かけて車を停めた。
豆蔵おしきりから買ってきたシフォンケーキ。
丁度、コンビニで、珈琲も買った。
太陽の下で食べたくなった。
ふわふわっとしているが、適度なモチモチ感。
レモンの風味がいいアクセント。
あっという間に消えてしまった。(笑)
家に戻ると、チーズケーキを睨んでいた。
美味しそうなベイクドチーズケーキ。
「明日にしようか」と思った数分後、ひと口食べてみた。
まろやかで、食べ飽きない感じ。
「豆蔵おしきり」の作り手の皆さんは素材をよく知るだけに、
その味をひきだす工夫と手間を楽しんでいるような気がした。
今夜もゆっくり眠れそうだ。
勿論、全部食べました。