Rhapsody in Blue サイトウ・キネン・オーケストラ Saito Kinen Orchestra
<音楽が流れます、音量に注意>
先日、岩手県の自主的非常事態宣言が解けた。
休園していた御所湖ファミリーランドへ行った。
平日とはいえ、家族連れがあちこちに。
コロナ禍で、子どもたちと一緒に親も解放されているようだ。
そろそろ、水遊びもギリギリ。
でも子供たちは元気だ。
パターゴルフをした。
以前よりも、コースが綺麗に整備されていた。
道具を返す時、「打ちやすかったですよ。」と言った。
「休園の間、みんなであちこち頑張りました!」
思わず拍手した。
岩手県の緊急事態宣言で、どうして公園までも閉めるのだろう。
なんて思っていた。
しかし、働く人たちは手を休める事もなく頑張っていた。
嬉しくなり、また来ようと思った。
車に向かう頃に降り出した雨。
ドアを閉めようとして見つけた小さな秋。
ファミリーランドを出て国道46号線を西へ。
雫石の田園風景が終われば、いつの間にか登り坂。
左に谷、右に山が迫り、トンネル、橋が続く。
昔は、もっと標高の高い所で九十九折の道だった。
峠の茶屋は秋田県。
まずは名物のおでん!
厚く大きな大根は、芯まで汁が染込んでいる。
これが美味い!
そして、極細麺の中華そばも。
透き通ったスープ。
あ~美味しかった。
越境はここまでにして、今日のところは帰る事に。
ふと見上げると昔の「峠の茶屋」の写真。
土埃だろうか、砂利道のように見える。
昭和41年の開業。
曲がりくねった旧道の峠辺りにあった。
51年に、仙岩トンネルなど国道が整備されて下に移転。
先代の社長が亡くなり1年ほど休業したが復活。
そう言えば新国道の開通式の時、
田沢湖町で式典があり、仕事で行った。
ジープに乗せられた覚えがある。
まてよ、昔々の微かな記憶を辿る。
ある時、バスに揺られて途中で寄ったような気がする。
砂利道で埃が舞っていたような・・・
なんだか心に染みていたものが、
浮かび上がってきた。