素晴しき日々へ 『あぐり組曲』より

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

盛岡の西隣、雫石町御明神という辺りへ。

先週のある日、少し遠出して打合せ。

陽が射しても窓からは涼しい風。

途中で見た田園風景の緑。

少し薄まってきた。

これから稲穂は黄金色に染まり出す。

 

 

春木場の駅に寄って辺りを散策。

 

 

そして打合せは「AURORA COFFEE ROASTERS」(オーロラコーヒー)

すぐ近くに、とても洒落た窓のある蔵。

暮らしの中の風景。

 

 

オーロラコーヒーに着いた。

ちょっと様子が違う。

いつも庭の方から入っていたが、ドアが道際に移っている。

 

 

とりあえず中へ。

 

 

今までと違う大きな焙煎機。

素人でも最先端の器械と分かる。

中は、まだ改装中だ。

 

 

来る度に進化しているオーロラコーヒー。

オーナーは、忙しさを楽しんでいるように見える。

 

 

 

 

 

 

テラスの席で打合せ。

 

 

 

 

スペシャリティ珈琲と周りの綺麗な花。

素敵な環境に打合せは捗る。

珈琲を飲み終わる頃には、打合せもほぼ終わった。

 

「百日紅(サルスベリ)の花」

 

 

「遠くで見ると派手に見えるけれど近寄ると一つひとつは、とても小さな花。

実は、とっても可憐なんです。」

とある人に教わった花。

 

 

「雲を紡ぐ」(伊吹有喜著)という本の話になった。

盛岡を舞台にした本。

街から見る岩手山、北上川などの美しい風景。

綺麗な水や素敵なカフェで美味しいコーヒー。

この本には盛岡の風景や喫茶店、カフェが多く登場するという。

彼女は、「雲を紡ぐ」の舞台となった場所を巡るらしい。

 

 

本の中で主人公は、盛岡に来て、

祖父の営むホームスパンの工房で見習いとして働き出すようだ。

何度か取材で訪れたことがあるホームスパンの工房がある。

「ホーム」は家で、「スパン」は紡ぐ。

住宅街の中にある工房で、

初めて入った時、突然、別世界に入り込んだと思った。

糸を紡ぐ器械、織機、壁に掛けられた柔らかそうな糸。

そこだけ光が違って見えた。

 

 

庭を歩いてみた。

道路向かいの日影には、まだガクアジサイが綺麗だった。

 

 

どうしてこんなにも淡い薄紫の色。

 

 

家の方に行くと「ニャア~」

「くう」ちゃんが出て来た。

名前の由来は、空色の眼。

 

 

 

 

何度か「ニャア~」と鳴く。

 

 

オーナーがチラリと出てくるとこの表情。

 

 

とりあえず我々も歓迎されてはいるようだ。

 

 

家の近くで、わいわい話していたら、お父さんが出て来て、

「夕顔、持って行きませんか?」

すかさず1名が、「大好きなんです。嬉しいです!」

大切に抱えてご満悦。

 

 

ここ何年か、盛岡を舞台にした小説が次々に発表され、

映画化される作品も続いている。

「終わった人」「影裏」「そして生きる」など。

 

 

 

その後、何日かして独りでオーロラコーヒーに行った。

「コスタリカ」を飲みながら外でゆっくりした。

夜に家で本を開けば欲しくなる珈琲。

カフェインレスの美味しい珈琲を買った。

 

 

珈琲の準備はできた。

早く、「雲を紡ぐ」を読んでみたくて仕方がない。

 

Aurora Coffee Roasters(オーロラコーヒーロースターズ)

〒020-0583 岩手県岩手郡雫石町上野二ツ森2-2
090-7666-5044
営業時間 11:00~20:00   定休日   木曜日 

 

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