What Are You Doing The Rest Of Your Life - Laura Fygi
<音楽が流れます、音量に注意>
岩泉町の「うれいら通り商店街」
落ち着く雰囲気で、レトロな佇まい。
中松屋さんに行こうとしたら、向かいに雑貨屋風の店構え。
「横屋手しごとや」の看板。
入ってみた。
懐かしい雑貨が並ぶ。
久し振りで見たお茶の箱。
昔、よく見た緑で大きな物もあったなあ~
一角にパン屋さん。
「ウレイラオーブン」と言う名で、小さなカフェも。
休憩だけでも出来る。
関東から縁があり住みついた方が焼いていた。
どれも美味しそう。
カレーパンを買った。
奥に入ると店の方がいた。
「これは?」
と聞くと国内のほか東南アジアのほうきまで集めていた。
「今、奥で手仕事をしてますから、よかったらどうぞ」
直ぐに奥へ。
中庭には花が咲き、蝶が蜜を吸う。
中庭のさらに奥に蔵。
「てどの蔵」とある。
入ると一枚の木から鎖を彫っている方。
「凄い!」
近くに寄った。
気軽に説明してくれ、何度も聞いたが、どうして繋がるのか分からない。
見事な手仕事。
近くでは、足で踏むスウェーデン製の器械で毛糸を紡いでいた。
見事な手さばきで、どんどん糸になる。
出来上がった温もり溢れる毛糸。
気がつくとずいぶん時間が経っていた。
御礼を言って、向かいの中松屋さんへ。
一昨年、取材でお世話になった。
「岩手・盛岡・花巻おみやげ手帳」という小雑誌。
宮沢賢治が生まれ育った花巻と思春期を過ごした盛岡。
二つのまちで暮らす人達が、お土産を紹介。
<栗菓子処 中松屋の「饗(あえ)の山」>
栗の美味しい餡を羊羹で包んだ品のいいお菓子。
昭和元年創業で、長年「栗」にこだわってきた中松屋さん。
栗の持つ甘さを活かす菓子作りにこだわり、全国の有名な栗菓子を食べ尽くし、
独自の美味しさを創り上げた。
完成までの努力は並大抵のものじゃない。
<おみやげ手帳 盛岡の東山堂の本店ほか各書店、さわや書店本店・ジュンク堂書店盛岡店にて、
花巻市のマルカンビル1階、風人堂など 東京ではジュンク堂書店池袋本店>
インターネット販売は、いわてイーハトーヴ書店
今日は「いが栗だんご」買った。
一昨年の御礼をいい、再訪を約束した。
それから、ガソリンを満タンにして九戸村の伊保内に向かった。
盛岡に帰ったのはとっぷりと暮れてからだった。
家に着くなり早速、ひと口。
栗のいがに見立てた粒々が美味しい。
団子に纏わりついて口の中広がる上質な甘み。
ついもう1個、食べてしまった。(笑)
盛岡から県北へドライブ。
日帰りで十分楽しめる。
「あ~ 今日も、いい一日だった。」