Carpenters "This Masquerade"
<音楽が流れます、音量に注意>
6月17日に来たら、まだ完熟前のサクランボ。
1週間後、また来る約束。
ところが急に忙しくなり、ようやくオフ。
再び秋田県、三関に向かったのは、6月30日。
天気も上々。
東北自動車道から北上のジャンクション。
秋田自動車道へ入る。
少し慣れてきた道。
はやる気持ちを押さえて走る。
まず、南側にある「小嶋農園」
多くの人が選別や箱詰めの作業中。
「こんちには!」
テーブルの上に、サクランボが少し。
あれからどんどん完熟し、既に最盛期を過ぎてしまっていた。
でも、佐藤錦は日陰のテーブルで輝く。
連日、朝早くからの仕事で、おばさんは眠いと言う。
昨年は、最後の最後に来て、今年は早過ぎて未完熟。
危うく、終わってしまうところだった。
しかし、サクランボとは思っていたより繊細だ。
同じ三関でも南と北では2、3日、開花が違うそうだ。
あっという間に過ぎる楽しい時間。
忙しいのに相手をしてくれた。
挨拶してサクランボを車に積んだ。
「また、来年ね~」
次も約束していた「観光農園」へ。
予約のサクランボ狩りを残し、出荷も終わったとのこと。
終盤の仕事ぶりをみせてもらった。
3Lの迫力!
どんどん箱に詰められる。
宅急便の人も確認作業に追われていた。
沢山の人が待っているんだろう。
そんな中、ちょっと味見も。
農園の写真を撮らせてもらい車に乗り込んだ。
やはり、「来年も来てくださいね」
帰りに、JRの三関駅に寄った。
サクランボ農園を眺める。
何キロも山のすそ野に連なるビニールハウス。
道路から見かけて気になっていたが、あれから3年目の初夏。
やはり、気になる時は寄ってみるものだ。
駅の傍に立葵の花。
ある人が言っていた。
「子供の頃に、おばあちゃんに教わったの。てっぺんに行きつくと夏が来る。」
自分の初夏の風物詩。
大粒のサクランボを一つ。
紅い宝石と青い空。
しばらく見惚れていた。
その土地で採れたてを食べる幸せ。
翌日、楽しみなサクランボを朝から。
タネを探す感じになるほど厚い果肉と甘い果汁。
小嶋農園の皆さん、今年もありがとう!