You Stepped Out Of A Dream · Sergio Mendes & Brasil '66
<音楽が流れます、音量に注意>
「暑い、暑い」と言っているうちに東京オリンピックも閉会。
アスリートは、もうパリを目指す。
3年後、約1000日。
長いのか、短いのだろうか?
猛暑の中、出かけた。
久し振りに「mi cafe(ミ・カフェ)」へ。
いつ訪れてもワクワクする。
りんごは、どこまで育っただろう?
今日は、どんな光景に出逢うだろう?
まてよ、新しいメニューが出来たかもしれない。
駐車場に停め、まずリンゴ。
実は大きくなり、赤みを帯び始めていた。
丘の中腹辺り、リンゴの農家が営む「ミ・カフェ」
ゆっくり登り始める。
まだ咲いていたラベンダー。
花や景色を見ながら、
カフェに入るまで楽しむ。
五感が喜ぶ感じ。
リンドウ、キキョウなど紫の花も好きだ。
玄関のアプローチ。
ここも素敵だ。
敷かれた木の隙間からの緑。
中に入ってすぐ、テーブルに野菜たち。
ブラックベリーも。
ここからの眺めもご馳走。
その日は陽射しが厳しく、中のテーブルに。
遠く、岩手山や盛岡の街も。
どうして視野が広がると、こんなにも心地良いのだろう。
一緒の方は、ブルーベリーのケーキ。
中にも上にも。
「美味しい!」を連発。
桃のゼリーにした。
朝に収穫した桃を食べられる「藤村農園」さんの桃だそうだ。
手伝いに来ていた方も知り合いで色々、教えてもらった。
皮も一緒に煮て色付けや風味を豊かにしている。
緑の葉も添えられ、大ぶりで固めの桃をゼリーが包む。
綺麗で美味しく、言う事なし。(笑)
紅茶は冷めないよう、すっぽり包まれて出てくる。
毎年、日が短くなる頃に来てテラス席から夕陽が落ち始めるのを見る。
そして林檎や野菜を買い込んで帰る。
今日は、そろそろ時間。
次の用事に行かなくては。
オーナーさんとスタッフに挨拶をして帰ろうとすると、
「まだ、ブラックベリーやブルーベリーが見れますよ」
まだ大粒のブルーベリーが収穫を待っていた。
ブラックベリーは、
始めは真っ赤に実る。
そして、熟すとブラックに染まると教えてもらった。
いつも丁寧に説明してくれる。
心地の良いカフェ。
水色の空、緑、鮮やかに咲く花。
そして、美味しいスイーツ。
世の中の喧騒とやらを忘れるひと時。
丘を降りながら林檎園を見ると古木の大きな枝が割れていた。
それでも僅かに繋がった樹の皮。
地面についてしまった枝先から、幾つかのりんごが実っていた。
他人事とは思えず、声になる。
「まだ大丈夫、頑張れ!」