Nuovo Cinema Paradiso European Jazz Trio
<音楽が流れます、音量に注意>
6月9日、水曜日も晴れ。
急に暑くなり、今日も青空。
午前中、仕事して車のキーを握る。
盛岡の近郊には四十四田ダム、綱取ダムと御所ダムがあり、
ほぼ完成の簗川ダムも。
4つのダム、つまり4つの川。
住宅地の近くにも人造湖がある。
すべて30分以内で行ける。
川は、街の中を流れ、盛岡の南で北上川にまとまる。
ビルのすぐ傍に、川の水と緑。
沢山の橋を渡ると北に見える岩手山。
盛岡の街は川を抜きにしては語れない。
出かけたのは、午後2時過ぎ。
隣町、雫石町の「御所湖ファミリーランド」へ。
水辺で遊ぶこども達、見守る親。
子育てしている時、海へ行った。
車の中から広がる三陸の海を見た3才は、聞こえるほど息を吸った。
瞳は見開き、窓の外に釘付け。
ぷくぷくとした手が、肘を掴んで離さない。
ニセアカシアだったかな、咲き乱れる。
散る花は、水に輝くと綺麗だ。
さて、シャツを脱いで、Tシャツ一枚。
歩くのが目的と言いつつ、気になるスコア。(笑)
三千歩ほど。
心地よい疲れを背負って温泉に。
ここから十数分で鶯宿温泉。
かけ流しで湯量の豊富な「偕楽園」
何とも盛岡は、快適だ。
帰り道は、ゆっくり。
近頃、ギラギラし出して来た太陽。
日中は初夏と言うより、真夏の感じ。
汗を流して、温泉とくれば、
「蕎麦が浮かぶ」
八幡町の通りの「蕎麦将軍」へ。
今日は何があるのか楽しみ。
まずは良く冷えたトマトから。
お~ 身体に染みる。
不思議なドレッシングで、微かな酸味と嬉しい甘味。
フレッシュ!
見た目は多いと思ったが次々となくなる。
そば湯を頼んで、飲みながらメニューを見る。
とうめしのぬき。
芯にまで特製のタレが染込んだ豆腐と卵。
「ぬき」はご飯なし。
蕎麦は、その日の張り紙を見て、福井県産の挽ぐるみ。
そして、せせりの天ぷら。
ふわっと衣に包まれた中の食感。
でも、柔らかい。
途中でコリコりときた。
塩は、少しにした。
美味しい。
福井の蕎麦粉のせいろ。
風味が気持ちよいほど強い。
「凄い蕎麦の風味ですね」と言うと、
マスク越しでも目がニコニコの親方。
きっと、もう一度食べに来ると思う。
会計しながら、
「美味しかったです」と言うとニコリ。
慣れとは恐ろしい、顔が半分隠れていても通じ合う。
帰り道は、涼しく持っていた長袖シャツを羽織った。
今日もいい日だった。