Taylor Eigsti - In A Sentimental Mood
<音楽が流れます、音量に注意>
静かな朝。
珍しく早い目覚め。
ちょっとワクワク。
今日は11時から4人の集まり。
前からの約束。
先月の下旬、
何の話からか、理想的な食卓の話になった。
設定は朝ご飯。
ある魚好きの人が力強く言った。
「夏は、ホヤが旬、朝から食卓に並べたい」
いよいよ、ある人に届いた。
翌日に集合。
朝ごはんは、無理なので、理想的なランチをすることに。
ホヤとは「三陸の珍味」とでも言っておこう。
子どもの頃、初めて見た時は、
「何だろう・・・」
父が言った。
「ホヤを食べ、ビールを飲むと喉越しがたまらない」
子供からすれば、喉越しはどうでもよく、グロテスクなビジュアル。
たぶん、知らない若い子は、ひくだろうなあ~
夏、三陸にあがるホヤ。
独特の味。
塩味、酸味、甘味、苦味と旨味もある。
栄養は、大切なリン、鉄、亜鉛、グリコーゲンなど。
人の身体に不足がちな栄養が詰まっている。
岩手にはホヤ好きが多い。
さて、理想的な夏の朝ご飯。
ランチに皆で一品づつ持ち寄る男達。(笑)
ホヤをさばいて、刻んだワカメを温めた味噌汁に入れて完成。
並べれば充実の食卓。
嬉しくなった。
集まった4人は50代から60代。
「昔は、朝から肉でもよかったなあ~」
もう一人の人が
「子どもの頃は、隣近所で持って行ったり、もらったり」と言う。
そういう場面をよく見たもの。
ホヤを持って来た人が、
「みんな年とったからなあ~」
ジグザグに座り、静かに食べた。
「いつか、肩寄せ合って大笑いして食べよう」で解散。