アルゲリッチ ラヴェル 水の戯れ
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡から角館へドライブ。
乳頭温泉で山の芋鍋と岩魚の塩焼きのランチ。
温泉にも。
山道を夏瀬温泉へ行ってみたり。
結局、角館に着いたのは夕暮れ。
実は、ほかにも寄り道。
田沢湖高原に向かう道と直進すれば、
秋田八幡平方面へ続く道。
左を行けば田沢湖という交差点。
そこで見かけた小さな店。
寄らずにはいられない。
3枚の写真で、もう説明は十分。(笑)
「これは何ですか?」
「八重桜の塩漬けです」
「これはイチゴですか」
「はい、そうです」
地元秋田の素材を使い、
身体に優しい物を作っているそうだ。
話していたら次々に車。
「苺コンフィチュールの濃厚スムージー」と
「春のほうれん草の濃厚ポタージュ」に。
外に出ると気まぐれな雨。
車で説明書きを読む。
秋田の県南産の春苺に、秋田伝統の甘味料の麦飴とてんさい糖を加え、
無添加のコンフィチュールを使ったスムージー。
仙北市で採れたてのほうれん草をピューレに。
春の訪れと共に育つほうれん草はクセがなく鮮やかな緑色。
そのとおり、素材を活かした美味しさ。
栄養補給をして国道46号へ戻った。
走っていると「刺巻湿原」の看板。
「いつか行ってみて下さい」
と言っていた人がいた。
駐車場に停めると目の前に広がる森。
地面を覆い尽くす水芭蕉の緑。
花は終わり、葉が芭蕉のように大きく広がる。
少し歩いたが、遊歩道が緑に埋もれそうですぐ引き返した。
葉の下を透明な水が勢いよく流れていた。
寄り道で、来春の楽しみを見つけた。
今までは目的地にひたすら真っすぐ向かっていた。
近頃は寄り道ばかり。
「どうしてだろう?」
いつも車で走っていた道を歩くようになった。
盛岡の街を流れる中津川縁、盛岡八幡宮から北の方へ神社巡り。
静かな古い街も。
歩けば発見があったり、目にとまらなかった物が見えてきたり。
楽しくなってきた。
出かけても何かを見つけると車を停めて歩いてみる。
8時過ぎに盛岡へ。
カフェインレスコーヒーを淹れた。
サラリーマン時代からフリーランスの暮らしへ。
休みがある様でない。
少しメリハリのある暮らしを心がけよう。
年を重ねたこととコロナ禍で学んだこともある。