タイスの瞑想曲 PV Short Ver.(葉加瀬太郎/高嶋ちさ子/古澤巌)
<音楽が流れます、音量に注意>
花巻市の地域おこし協力隊、塩野さんが久し振りに盛岡へ。
昨年から花巻の大迫に一軒家を借り、「賢治文庫」を始めた。
宮沢賢治の大ファンで、色々と活躍中。
賢治誕生の地、花巻と岩手のゆかりの地を何より愛している。
花巻市のウェブサイト「まきまき花巻」のライター仲間でもあり、
クリエータ―としても仲良し。
10時半に盛岡駅で待合せ、田沢湖線の小岩井駅へ直行。
ここから賢治は、鞍掛山の麓まで歩いている。
その日は黄砂が酷いこともあり、車で麓へ。
相の沢牧野などの地平線の丘を境に薄い水色と緑。
黄砂じゃなかったら、青空と緑が鮮明に見えたはず。
賢治を感じに鞍掛山の麓を歩いた。
宮沢賢治、春と修羅より「くらかけの雪」の石碑
艶のある緑と紫が綺麗だ。
最近塩野さんが発行した「宮沢賢治 花巻ファンブック」
新聞などでも取り上げられ、話題になっている。
若葉の上で撮影してみることに。
木漏れ日の中、
緑艶々とした若葉の絨毯にのせた「ファンブック」
彼女は、好奇心旺盛。
森の中、野の花や綺麗な小鳥とも出逢う。
東屋でひと休み。
後ろ姿は、まるで現代版、
女性「賢治」さん。
鞍掛山の麓から、網張のビジターセンターへ。
さいとうゆきこさんのイラストを見に。
環境省では珍しくイラスト中心にデザイン。
自然の温もりを感じるイラスト。
次は葛根田川を遡り、
冬季閉鎖が解除されたばかりの道を走り、「鳥越の滝」へ。
濁流の褐色の濁りとは違い、
冷たそうな雪解け水の大瀑布。
とんでもない轟音と飛沫。
こんな鳥越の滝を初めて見た。
飛沫に映る虹。
もの凄い迫力と女神のような七色。
この光景を見たら賢治はなんと書いただろう。
世界でも珍しいという地質。
滝の向こう側の巨岩。
地球の底から突き上がってきた貫入岩。
極端に言えば、マグマの冷えた突端。
まだ咲いている山桜を見て盛岡へ。
ぴょんぴょん舎でランチしたのは3時半頃。
盛岡を一望する岩山へ。
黄砂で山並みも見えず、
見たことのない街を一緒に見た。
閉店していたが、まだオーナーがいた。
GEN・KIで久保田さんと談笑。
出身県が同じ二人。
話は弾む。
GEN・KIを後にして岩山に来る前、
緑が丘のブルー・ドゥ・ネージュに寄り、買ってきたケーキ。
煙る盛岡を見ながら食べた。
美味しいスイーツで疲れも和らぐ。
層が重なるオペラ風のケーキの断面が、地質に見えたり。(笑)
優雅で上品な甘さ。
美味しい。
今日はスイーツで〆。(笑)
コロナ禍で、改めて自然を楽しむことのありがたさを知り、
賢治の心象風景に少し触れた。
新緑の森の中で風、光と音を感じた一日。