Smoke Gets In Your Eyes (Bossa Version) · Maria Augusta
<音楽が流れます、音量に注意>
いよいよ県境を跨ぐことも・・・はばかられる・・・
今のうちに用事を済まそう。
先週、盛岡から東北自動車を北へ。
八幡平市荒屋新町を抜けると、
トンネルが多くなる。
しばらく奥羽山脈の中をかき分けるように走る。
そして空が縦に広くなる。
急に鹿角から小坂まで南北に開けてくる。
走り抜けると長いトンネル。
秋田県に入り大鰐弘前インターの辺りから、
一気に空は広くなる。
自動車道を降りて弘前の街へ。
津軽平野のどこからでも見える岩木山。
和んでくる心。
ほぼ約束の時間につきそうだ。
ある方とランチしながら色々と話があった。
落ち着いた雰囲気の老舗フランス料理のレストラン「山崎」
近況から始まり、世間話。
お客さんも入ってくる。
テーブル間をとる制限などもしているようだ。
青森県も大変だ。
ランチが始まる。
胚芽入りだろうか、美味しいパン。
もう一つは、フォカッチャみたいな感じ。
無塩バターとよく合う。
声には出さなかったが、
「このパン、お代わりしよう」
と思った。
ミニトマトのマリネ。
爽やか!
次の料理に高まる期待。
一緒の方は「家の畑のじゃがいものポタージュとブロッコリーのポロネーズ」
こっちから見ていても、
滑らかな舌触りを感じてしまう。
美味しそう。
自分は、ちょっとプラスして、
「木村秋則さんの奇跡と友情のりんごの冷製スープ」にした。
一度食べてみたかった「奇跡のりんご」
テレビなどでも紹介されていたが、
無理と言われていた無農薬で育てたりんご。
果てしない失敗の繰り返し。
想像しただけでも、溜息が出る。
今では世界的にも知られているそうだ。
津軽、「じょっばり」の中でも屈指の「じょっぱり」
そのスープをひと口含めば、りんごの奥深い世界。
爽やかで、深い味わい。
鼻孔からりんごの香りが抜けていった。
五つの味だけでは表現できないな~
青い果実の香りが残った。
とにかく「美味しい!」
メインディッシュはラムの肩肉の香草風味焼き。
ジャガイモのグラタンから。
ほどよい食感。
さて、いよいよメイン。
噛むとラム肉の旨味がジワリ。
柔らかいが弾力があり、
脂の美味しさをソースがひきたてる。
香草はバジルかな?
ソースは、弘前で盛んなシードルを使っているのかな?
いよいよデザート。
向かいは「エスプレッソのムースと桃のパフェ」
「美味しい!」と大きな眼をいっそう見開く。
デザートは、「奇跡のりんごのアイスクリーム 二種」にした。
しっかり味が違う。
ほのかな甘みと心地良い酸味の二種。
食後の珈琲と打合せ。
順調に進んだ。
今度は、盛岡での再会を楽しみに解散。
さて、帰る前に寄り道。
しかし津軽の空は広い。