ROBERTA FLACK KILLING ME SOFTLY 

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

 

暮れかけてきた弘前の街

 

堀に沿って歩く。

誰が名付けた「花筏(はないかだ)」

 

 

散り始め。

遅れまいと咲く花も。

 

 

隣の人が立ち止まる。

「あれ、水の中がよく見えないのかな?」

色々なものを見つける人だ。

 

 

桜色のグラデーション。

 

 

陽は傾き、

しだいに街の彩度が薄れていく。

花筏に夕陽。

また違う風情にカメラを向ける人達も。

 

 

 

 

「禅林街に行きませんか?」

 

黒門を過ぎると道は一直線。

両側に33もの寺院。

突き当りには長勝寺。

 

 

犬と散歩の人。

花見の喧騒を忘れた。

奥の広場で岩木山。

盛岡の岩手山のように街を見守る。

 

 

 

 

さて、今夜はイタリアン。

 

 

 

 

弘前はフレンチの街と聞くが、

情熱大陸で紹介された

「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」もある。 

きっとイタリアンも美味しい街とふんだ。

 

トラットリア「LIPAGIO(リパージオ)」へ。

名前の由来を聞いてみた。

津軽弁の「じょっばり(頑固)」を逆にしたそうで、

地元出身のシェフは、東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」、

「TRAIN SUITE 四季島」でも活躍中。

2010年のオープン。

津軽の素晴らしい食材を活かすことに、

こだわっているそうだ。

 

 

前菜が並ぶ。

向かいの輝く目。

 

 

フルコースのほか、パスタ、ショートのコースがある。

アラカルトもOK。

 

 

海老は頭まで食べられる。

スモークした帆立も美味しい。

味の変化を楽しむ。

 

 

十和田産長いものピクルスも頼んだ。

しっかり漬け込んであり、

心地良い酸味で、食感も最高!

 

 

八幡平マッシュルームの美味しさが凝縮されたスープ。

 

 

ジャガイモとほうじ茶のパン。

しっかりと素材の風味。

 

 

 

 

パスタは、

小海老とキノコの旨味を凝縮させたアーリオオーリオ。

オイルと塩気のバランスがいい。

どの料理も素材を大切にしている。

 

 

「ペペロンチーノとアーリオオーリオって違うんですか?」

さっぱり分からないが、

アーリオがにんにくで、

オリオはオリーブオイルとどこかで聞いた。

向かいはスマホを手にしたが、

すぐに閉まって、

「美味しいから、なんでもいいですね」

2人で笑う。

 

スタッフは、素材や料理をよく知り、

丁寧な説明。

熱く語るが嫌味なく、もっと聞きたくなる。

 

お代わりのパンはオリーブ。

「粒々は実かな?」

なるほど。

 

 

日本海のヒラメ。

焼き加減がよく、

パリッとした食感の次にしっとりの厚い身。

魚好きにはたまらない。

 

 

 

 

パティシエもいてデザートも充実。

イチゴのアイスケーキも甘さ控えめで美味しい。

 

 

スタッフの話では、

夜は予約主体だったが、

今日から少し席を戻したばかり。

それで今夜は予約なしでも入れたらしい。

ラッキーだった。

 

弘前の小旅は、総じて運に恵まれていた。

これはハートの桜のお陰かもしれない。

 

 

 

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