Sabor A Mi · Lisa Ono
<音楽が流れます、音量に注意>
「ラーメンとチャーハン」あるいは、
「チャーハンと餃子」
時折、無性に食べたくなるコンビ。
盛岡の官庁街と桜山神社に挟まれた一角、
通称「桜山」にある「白乾児(パイカル)」へ。
まずはお詣り。
枝垂桜が綺麗だ。
バイカルに行くと
丁度一つ席が開いていた。
もともとカウンターだけの店。
アクリル板で仕切られ、
カウンターにもビニールが下がり、少しだけ開いている。
そこから、料理が出てくる。
隣の若いカップルは、
アクリル板越しに微笑みを交わしている。
「おや?」
隣のシュウマイが美味しそうだ。
注文したのは半チャーハンと餃子、そしてシュウマイ。
まずは半チャーハン。
チャーハンは、
パラパラ感としっとり感とのバランスがよく、
好みの味。
この感じが好きなんだなぁ~
美味しい。
街中華を継いだ2代目は、
東京銀座の中華料理店で修行。
「本格派の作る街中華」
いよいよ餃子が焼き上がった。
美味しい人気の餃子を頬張る。
野菜の甘み、豚肉の旨みが口の中に広がる。
焼き色のついたパリパリから、
裏のモチモチ。
たまらない食感。
きっと食材もこだわっているのだろう。
そしてパイカルで、初のシュウマイ。
蒸しあがったばかりのシュウマイ。
香りにやられた。
隣の人の真似して大正解。
ついてくるチータン。
ふわふわの卵スープ。
昭和の雰囲気そのまま。
店を出ると辺りはもう暗かった。
昭和レトロな雰囲気の漂う路地。
いつまでも残っていて欲しい街。
以前は、サラリーマンで、賑わっていた桜山。
今はスーツ族の姿はチラホラ。
さて、今度は、ラーメンチャーハンのランチに来よう。
でも、もう1度、食べたいシュウマイ。
今から悩む帰り道。(笑)