Kenny Drew Trio, Live In Tokyo - There Is No Greater Love
<音楽が流れます、音量に注意>
先週のランチ。
ペコペコで、蕎麦将軍へ。
暖簾を潜り、消毒。
半分ほど、テーブルが空いていた。
テーブルの感覚も広くなり、2人の席が多くなった。
メニューを見ていると、
「とうめしランチの蕎麦を100円増しで、2種類にできますよ」
と言われた。
いつもの蕎麦と挽きぐるみの2種を味わえる。
「決めた!」
しばし、蕎麦湯を飲んで、待つ。
修行先の「蕎麦喰い処 やまや」と同じ器。
蕎麦将軍が、古い街並みの八幡の通りに、
開店したのは2019年の11月。
かれこれ1年半。
思い起こせば、開店してすぐにコロナ騒ぎ。
そんな中でも頑張っている。
まず、とうめし。
豆腐を特製のタレで、丸ごとじっくり煮込んだもの。
卵と一緒にご飯にのる。
これをかき混ぜたり、好き勝手にいただく。
どんどん、胃に収まっていく。
いよいよ出てきた2色の蕎麦。
「むむ、けっこうなボリューム」
では、蕎麦を。
いつものように始めは何もつけない。
相変わらずの喉越し。
「美味しいなぁ~」
独り頷きながら箸を動かす。
それぞれの味を楽しめるのは、
蕎麦好きにとってこの上ない喜び。
野菜のかき揚げもいただく。
「う~ん、ネギが甘い」
若き親方は頑張っている。
来るたびに新しいメニュー。
独りで黙々と蕎麦を打つ姿や
新しいメニューを考えているところを見てみたい。
自分の世界に入り込んでいるんだろうなあ~
食べ終えた頃には、ほぼ満席。
「御馳走様でした、満足で満腹です」
と言うと、
「ありがとうございます。また、よろしくお願いします。」
「しかし、よく色々と考えますね~」
すると、
「料理を考えるのが好きなんです」
とニコニコ顔。
<盛岡市八幡町の蕎麦将軍>
そうなんだ。
自分は、雑誌の制作が佳境に入ると苦悩する。
悶絶の末、
いつも完成すると「もう2度とやらない」と思う。(笑)
最近発刊した本は、一冊880円。
これでは満腹にはならない・・・
それほど多く発行してきたわけじゃないが、
「そろそろ雑誌は、卒業しようかなあ~」
なんて思う帰り道。