Julie London-Misty
<音楽が流れます、音量に注意>
花巻でランチの後、
一路、一関市藤沢町の「館ヶ森アーク牧場」へ。
嫌いなナビは東北自動車へ誘う。
反対に曲がる度にバンバンと鳴る。
北上川に沿うような東の道を南へ。
展勝地の桜が綺麗だ。
奥州市の岩谷堂を抜ける。
寄り道したい誘惑。
蘇民祭で有名な黒石寺、茅葺屋根の正法寺の方へ曲がる。
この道を行けば大東方面。
ここまでは知っている。
その先は、ナビに頼るつもり。
あれ?
そうか経由地をインプットすればいいんだ。
気がついて苦笑い。
カタカナが苦手になったりと時代に遅れ気味。
経由地に千厩を入れたら、一般道を案内してくれた。(笑)
どの街も風情が漂う。
いつか、ゆっくり歩いてみたい。
4時前に「館ヶ森アーク牧場」に着いた。
十数年ぶりだろうか。
とても素敵になった感じ。
心が踊る。
見覚えのある「レストランティルズ」
ファームマーケットで、慌ただしく買物しておやつ休憩。
美味しい。
特にもコーンがいい。
さて、時間がないぞ。
係の人に聞いて牧場内を車で走れると知った。
前は谷を越えて向こうの丘まで歩いた記憶。
5時の閉園なので嬉しい。
そこは別世界。
傾きかけた陽射しを浴びて無心に食べている。
気がつけば童心に帰っている。
忘れかけていた感覚。
山桜の控えめな薄いピンクが斜面に映え、
絵のようだ。
突然、歩きだしてきた。
どうして一列なんだろう?
鹿もソーシャルディスタンス(笑)
岩手の県南は、もう芝の緑が鮮やか。
静かな目で、優しげ。
美しい風景と動物たちに心癒された。
「その日の最大の衝撃」
なんだろうと近づいて見たら、
「おっお~!」
初めて見た純白の孔雀!
子どものように、
眼を丸くし、口を大きく開けた。
風に揺れる上質のレースのカーテンのよう。
広げた純白の羽を震わせる。
雄の求愛行動と書いていたが、
その日、居たのは雄同士。
この華麗な踊りが実らないと、
ストレスで羽が抜けるらしい。
なんとも・・・
合併し広くなった一関市。
まだ道が良く分からない。
今日はナビと友達になった日。
<翌朝食べた館ヶ森アーク牧場のパン>
ライムギパンは、とても香ばしく、
白いハイジのパンは、ふわっとして噛むと小麦を感じた。
何もつけずにパンを食べながら、
「また行きたい!」
と子供のようにはやる心。
<その3へ続きます>