Beegie Adair Tribute To Beatles – Yesterday
<音楽が流れます、音量に注意>
北国にも、ようやく春の気配
南の桜の便りが続々、ちょっと嫉妬したりして。(笑)
北国に吹いた柔らかな風に誘われ、南へ。
どうしても食べてみたい物があった。
珍しくナビに住所をセットし、
向かったのは一関市の藤沢町。
何度も指示を無視して寄り道。
ナビが怒るんじゃないかと思った。(笑)
そうこうして着いた時には暮れかけていた。
「りかちゃん工房」は静かだった。
玄関先で、ワンちゃんが留守番。
「帰ろうかな?」と思いながら、一応、メール。
「今、藤沢町です」と送った。
その直後、
元気よく立ち上がり「ワンワン!」
すると車が来た。
<りかちゃん工房の昔とうふのステーキ>
胡麻油を少しだけ引いて、フライパンで焼いただけ。
「りかちゃんの昔とうふ」の工房
Facebookで知り、行ってみたいとやりとりしつつ、
2年が過ぎていた。
感激もひとしお。
<全く吠えたりしないで可愛い>
<ところが家族が帰ってきたら、大はしゃぎ>
思ったとおり、頑張り屋さんで優しい人だった。
しばらくして「豆腐は買えます?」と聞いた。
全て出荷してしまったとのこと。
一番近い場所は室根の道の駅。
4時半も過ぎていたので、急いで向かうことに。
勿論、再会を約束。
一センチほどでも、皿に立つ!
労をいとわず、一つひとつの工程を丁寧に。
自分で作った大豆も混ぜ、昔ながらの豆腐を忠実に再現。
固めの豆腐は、しっかり皿に立った。
りかちゃんは、気温や湿度、
大豆やニガリなどと友達の様につき合い、
むらのない綺麗なとうふを作っているのだろう。
見て分かる滑らかさ。
とうふの味噌漬け。
大豆の風味が閉じ込められた逸品だと思う。
このとうふは、大豆の美味しさを凝縮した感じで、
堂々、主食になる。
食べながら、作り手の思いを感じた。
2年越しの素晴らしい出逢い。
地道に販路を拡大し配達も大変だ。
頑張り過ぎないようにと思うのは、
食いしん爺の老婆心?(笑)
作る人と美味しいものとの出逢い。
盛岡食いしん爺は、それを求めてどこまでも。(笑)
「りかちゃん工房の昔とうふ」
一関市藤沢町徳田字 宇道52-1
TEL 0191-63-4890
「道の駅むろね」「館ヶ森アーク牧場」などでも販売。
※営業日時、販売場所などは、コロナ禍でもあり要確認。