Adouce - L' été Indie
<音楽が流れます、音量に注意>
久し振りの店に入る時のわくわく
「お決まりですか?」
「すいません、まだです」
じっくり選びたい。
数分後、店の人に手を挙げた。
オーダー完了!
黒い鉄板に火が入る。
隙間から見える青紫の炎。
どんどんテーブルに並ぶ。
いつもは〆の盛岡冷麺も。
辛味を入れて、どんぶりに向かった。
「美味しい!」
ここは「肉の米内」
盛岡の街中を流れる中津川。
擬宝珠のある上の橋の袂。
夕方には行列ができる日も多い。
創業明治32年。
肉の美味しさを追い求めてきた老舗。
昭和の29年頃に誕生したといわれる盛岡独自の冷麺。
肉の米内さんでも独自の工夫を凝らし、
進化してきた透きとおったスープとコシのある麺。
辛味を入れる直前。
続いてカルビを鉄板に並べた。
立ち昇る甘い匂い、
メラメラとかき立てられる食欲。
柔らかく、脂の深い旨味。
たまらない。
身体を考え焼き野菜も。
彩りよく、皿が隠れそうに満載。
続いてラム。
専用のタレで味わう。
もちもちとした食感で、
くせもなく美味しい。
そして、冷麺に戻る。
ズッズ~っと頬の筋肉を使う。
いい喉越し。
また、カルビとラムに焼き野菜。
盛岡界隈で、焼肉と冷麺の店を数え上げれば、、
30店を越えそうだ。
暮らす人には、それぞれのひいきがあり、
自分の好きな味を楽しむ。
店を回り個性を楽しむのもいい。
盛岡は「焼肉&盛岡冷麺」の街。