Duke Ellington And His Orchestra – Nutcracker Suite
<音楽が流れます、音量に注意>
「ジンギスカンというとクセがある」
と思っている人がけっこういるようだ。
でも、盛岡や遠野で食べるジンギスカンは、
全く臭みなどなく、柔らかくて美味しい。
北海道では人気があり、長野でも食べられているようだ。
もともと盛岡界隈は、焼肉&盛岡冷麺の街。
ジンギスカンも焼肉の仲間で馴染みやすかったのかも。
それにホームスパンも盛んで、
羊にも縁があったこともあるのかもしれない。
寒い夜、盛岡駅近くの開運橋の袂から、
旭橋にかけて連なる木伏へ。
10店ほどの店が連なる中にもジンギスカン屋さんがある。
熱くなった鋳物の鉄鍋。
肉や野菜をのせるとジュワー!
煙にのって舞いだす食欲をそそる匂い。
<遠野食肉センター 盛岡、木伏(きっぷし)店>
あ~ 美味しい。
冷えた身体が火照りだす。
熱くなった鉄鍋で焼く。
肉の脂が溶け出して、鍋を伝って反り返った所にたまる。
モヤシがそこで、パリッと焼ける。
ジンギスカンには野菜の中で、モヤシがよく合うと思う。
鍋の形もユニークだが、
ニンニクや玉ねぎ、林檎などが入ったタレも独特。
遠野ではバケツに炭火で焼くらしい。
一度、そうして食べてみたい。
<以前、遠野「あんべ」さんで撮った写真>
ジンギスカンは、「成吉思汗」と変換される。
名前の由来は、諸説あるようだ。
自分的には、
中国大陸の北部やモンゴル辺りの大平原が浮かぶ。
隣のテーブルとの間のビニール越しに、
聞こえてくる若い女性達の恋愛談義。
楽しそうな会話をよそに黙々と食べる。
「温まった~」
明日は、北上川の辺りを散策しようと思いながらの帰り道。