Scott Hamilton - In a Sentimental Mood
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡の老舗そば屋「橋本屋本店のワンタン麺」
ワンタンが沢山入っている。
何個だったかな?
麺の下に隠れ、
まるで手品のように次々と出てくる。
美味しい~
老舗のテーブルにも小さなアクリル板。
<老舗そば屋「橋本屋のワンタン麺」>
一つひとつに入る具も美味しい。
細麺に、さっぱりとしたスープが絡む。
木耳好きには、たまらない。
この大きさ。
「プリ」とも「カリ」とも違うなんともいい歯ごたえ。
近くにあった岩手医大の附属病院は、大学と共に今はない。
隣の矢巾町に移転。
1日に万単位の人の流れが大幅に減り、
今ではランチ時間に席を待つこともないらしい。
橋本屋は、400年越えの歴史がある。
創業1618年ということは、あの関ヶ原の戦いの16年後。
大阪城の冬の陣が1614年で、翌年夏の陣。
その数年後に創業。
元々は中津川に架かる上の橋の袂にあったそうだ。
今も擬宝珠のある橋。
それで「橋本屋」
色んな時を経て、今にある。
江戸時代にちょんまげ姿で、食べていた蕎麦。
いったいどんな味だったのだろう。
どんな話をしていたのかな?
恋の話や雪のこと城下で起きたことなど、
今とさほど変わってなかったり。(笑)
400年の時を越え思いを馳せてしまう。
「あれ?」
結局、何個食べたか分からなくなった。
会計の時聞いてみた。
「10個ですよ」
今度こそしっかり覚えた。
長く愛され続ける味。
その秘訣が分かったら、
盛岡食いしん爺も一人前のブロガーかなあ~(笑)
先は遠いが地道に行こう。
「ん?」
地道さが大切なのかもしれない。