George Benson - Nothing's Gonna Change My Love For You
<音楽が流れます、音量に注意>
小雪降る中、
シャーベット状に緩んだ道を歩く。
「蘭々」深紅の暖簾を潜る。
間髪入れず「いらっしゃい!」
消毒して、一緒の人とテーブルに。
私は、メニューを見ずに、
「塩ラーメンお願います!」
一緒の方は、悩んで「タンメンと餃子で!」
来た~塩ラーメン!
透き通ったスープに黄緑のサヤエンドウが映える。
そして、半熟の卵。
斜め向かいから、
「美味しそうですね~」
麺はツルツルで口あたりがいい。
ついつい、箸に多めに挟む。(笑)
コクと旨味のあるスープ。
お~ タンメンも来た。
湯気にのってモヤシなど野菜の匂い。
美味しそうだ!
その人は、ひと口頬張って、ニンマリ。
さぞ、美味しかろう~
タンメンとは、
中国では、スープに入れる麺の料理を言うらしい。
日本独自の呼び名なんだろう。
どこだったか、野菜ラーメンと名付けている店もあったなぁ~
近頃、淋しい記憶力。
子どもの頃、
時々、父に連れられ、今でいう「まち中華」に。
中華そばを食べている隣で父は、タンメンが多かった。
野菜の匂いがして美味しそうだと思ったもの。
いつも、食べ終わると「野菜をたっぷりとった」と言っていた。
おっ、餃子が来た!
これは、半分づつ。
表面のカリカリから熱々のジューシーな感覚にやられる。
美味しい。
昔、母の作る餃子は、丸々として餡がたっぷりだった。
緑系の野菜がひき肉を圧倒していた。(笑)
近頃、まち中華に行けば、
懐かしい想い出もついてくる。