Lionel Richie - You Are
<音楽が流れます、音量に注意>
早起きした。
冬至は過ぎた。
日々、少しづつ夜明けは早くなる。
朝の7時過ぎに出かけた。
三十数年ぶりの盛岡の「朝市」へ。
そこがまち歩きの集合場所。
ちょっと早めに行って、朝市を回った。
目当ての中華そば。「元祖みよちゃんラーメン」を継承する食堂。
コロナ対策で、店内ではなくお休み処みたいなテーブルで。
昔懐かしい中華そばの味。
頬を湯気が撫でていく。
「ずっ、ずず~」
これは、音を立てて、気持ちよく。
この時間だと朝市は終盤。
まるで昭和の世界にいるみたいだ。
地元の野菜から魚類など色々と並ぶ市。
体は、中華そばで温まっている。
この風情をしばらく眺めていた。
そろそろ、「まち歩き」出発時間。
集合は、身についたソーシャルディスタンス。
ガイドは、トラベル・リンクの北田さん。
各々が朝市の雰囲気を味わって、出発。
縦横に不規則にある路地を通って、
鉈屋町の方へ。
昔の街道を歩く。
時間が止まった自動販売機。
原敬の菩提寺、大慈寺にも。
平民宰相だった原敬は、お墓にも名前を刻むだけでいいと、
言い残していた。
墓石には、「原敬」とだけ彫られていた。
北田さんは、功績のわりに知られていないと言う。
確かに・・・
寺院が連なる辺りは、落ち着いた雰囲気で、
料亭「川鉄」などもあり、
昔は、色々な宴席も行われていたようだ。
コロナ前は、月に一度とかで料理をいただき、
中を見学できたけれど、今はどうなんだろう。
千手院の四季桜は、
殆どの花は終わっていたが、まだ蕾もあった。
冷気にめげず、健気に咲く。
鉈屋町の通りへ出て、北上川寄りの路地へ入った。
この辺りは、川運が盛んだったそうだ。
まだ、表通りからは伺い知れないが、
裏通りには蔵が残っている。
この道は、川だったそうだ。
「みなさん、今、昔の川を歩いています~」と北田さん。
一斉に「へぇ~」
北上川から引き込むような川で荷物を運んだ。
そして、蔵に納めた。
確かに、所々段差が残っていて、川の流れが想像できた。
以前、何度か通ったが気づかなかった。
なるほど、裏通りを歩くと発見がある。
もりおか歴史物語館に戻って、解散。
しばし皆は、暖をとり流れ解散。
楽しいまち歩きは、6千歩ほど。
さて、次の企画を北田さんと相談しよう。
帰りに、盛岡八幡宮を通ったら、
いよいよ新年が近い雰囲気が漂い始めていた。
そうそう、盛岡は、古い街ばかりではありません。
岩山の展望台からの夜景です。
盛岡駅前もご覧のとおりです。
地方都市としての機能もあり、古い街並みも残り、
とてもいいバランスを保っています。
盛岡食いしん爺のもりおか自慢でした。(笑)