く
Don't Explain - Scott Hamilton & Eddie Higgins
<音楽が流れます、音量に注意>
先月のある晩、
打合せが長引いた。
ちょっと口論になりかけ、ひと休み。
みんな疲れていた。
睡眠不足で過敏になっている神経。
ある人がテーブルに置いた。
「夜ですが、食べたい人はどうぞ!」
2つ手が伸びた。
「美味しい!」と頬張る。
残った2個を眺めていたら、また手が伸びる。
ほどよい甘さで美味しい。
手にとって割った。
もちもちとして、伸びて2つに別れた。
ひと休みに昔ながらの大福。
みんな食べることに心奪われてニコニコ。
盛岡の斎正餅店(さいしょうもちてん)の大福
盛岡駅から北上川に架かる旭橋を渡り、材木町の通りを過ぎ、
少し中央通り方面に歩くと看板が目に入る。
結局、皿から消えた4個の大福。
「お茶がいい人? 珈琲にしましょうか?」
テーブルを中心に数人の輪が緩んだ。
「リンスって死語で、コンディショナーって言うらしいね」
と雑談を飛ばしてみた。
「10数年、聞いていない~」とか、
20代は「初耳ですね~」
50代が言った。
「温泉では、まだシャンプー&リンスってボトルが置いてあるよ」
皆が「へぇ~」
聞いていて思った。
使えば死語にならないで、生きている。
死語辞典を作ったら、
昭和の人達に「使いましょう!」と呼びかけよう。
しかし、「アベック」が「カップル」に代わっても、
「お~素敵なアベックだね」とは、言いにくい・・・(笑)
辞典には、勝手な見解や解説をつけよう。
「カップル」とは、まだ大人の恋をよく知らない2人。
「アベック」は、苦悩の恋を経験してきた対を言うとか・・・(笑)
あれ、もう9時半過ぎ。
打合せの纏めをしなくては。
夜も更け行く。
明日は、掛け流しの温泉が待っている。
行ったら髪も洗おう「シャンプー&リンス」で。