Julie London - Blues in the Night
<音楽が流れます、音量に注意>
「中華はどうです?」
すぐさま、
「お~ いいですね」
盛岡城の石垣の近く「城華」へ。
青空でも日陰の風は、薄いコート突き抜けて来る。
中華料理で温まろう。
今、多忙なクリエーターとランチミーティング。
忙しい時は、ちょっとした打合せなら、
ランチしながらがいい。
混雑をさけ、1時過ぎに入ると奥のテーブルに案内された。
打合せに丁度いい。
資料を広げて十数分。
「来た来た!」
<豪華な週替わりランチ! 初登場のカニ玉定食>
ふんわり卵とカニや竹の子を優しく包む餡。
いい感じ。
仕事の話を忘れる。(笑)
美味しい!
「城華」は、
今年6月、盛岡城跡の石垣のそば、菜園一丁目に開店。
直後に来たが、その後、7月には岩手でも感染者が出た。
大変だったことだろう。
中華は火との戦いと言われる。
ある店では移転すると厨房の火力の違いなどがあり、
慣れるまで、少し時間がいると聞いた。
それでなくても、開店仕立ては色々と課題もあるだろう。
ますます美味しくなった気がした。
少し、ご飯に載せて天津飯。
う~ん、これもいい。
スープも美味しくて、お代わりしたくなった。
何と言おうか、飽きがこないバランスのとれた味。
これは、リピートしそう。
一緒の人は、中華粥。
疲れ気味の身体にはうってつけ。
食べ始めるまで撮らせてもらった。
粥の薬味。
中には帆立などの海鮮。
「お~ 美味しい」と食べることに夢中。
美味しいランチの後は、互いにご機嫌で解散。
石垣の上の紅葉は、いよいよ最後。
黄色も紅も燃えている。
北西の風に、舞い散るのも近い。
少し中津川の辺りを歩いてみた。
午後の陽射しの中、
自分の影がまだ緑の草に伸びた。
この川辺りを青春時代を盛岡で過ごした宮沢賢治も散策し、
チャグチャグ馬こを見たり、当時、作られていた洋風建築を眺めていたらしい。
賢治の世界の中にいる気がした。
肴町ホットラインに入ろうとした。
大きなクリスマスツリー。
今年も色々あったが、クリスマスや年の瀬は、平和であって欲しいもの。
道行く人のコートも厚くなってきた。
巻いていたマフラーを直し、次の仕事先へ急ぎ足。
翌日、仕事で盛岡城址に行くと紅葉も終焉。
紅い絨毯と久し振りに岩手山を眺めた。