This Will Be (An Everlasting Love) · Natalie Cole
<音楽が流れます、音量に注意>
まち歩き!
地元の街をマスクして。
ガイドは盛岡の旅行会社「トラベル・リンク」の北田さん。
地元で暮らす人も2時間で、「へぇ~」と何度も感嘆の声。
今日は、10時から12時まで。
専門学校の学生さん、家族連れに漆の作家さんなどなど。
見所は、11月の週末、無料で走ったボンネットバス。
まだ力強い現役。
冬は、四輪駆動のパワーで、八幡平市の松川温泉まで走る。
「この場所がベストですよ」と北田さん。
来た!
<河南地区の商店街が走らせた「ボンネットバス」の雄姿>
勿論、定員は制限して街を走る。
その日のまち歩きは、
盛岡の古い街並みが残る中津川の東岸。
旧第九十銀行(現 もりおか啄木・賢治青春館)へ
こちらは機能性を重視し総2階の造り。
地元の横浜さんが設計。
学生さんは、真剣そのもの。
しっかりメモをとる。
小さなカメラマン。
レンズを支える手もさまになっている。
赤レンガ館へ
(旧岩手銀行本店)
豪華な吹き抜けで、見所満載。
今も現役の盛岡信用金庫。
当時からエレベーター、空調設備があったそうだ。
老舗の蕎麦屋「東家」前から、旧町名の葺出町、愛染横丁を眺める。
旧町名はいい響き。
南部鉄器の工房の前に、さりげなく置かれていた。
溶かした真っ赤な鉄を入れるものだったかなあ~
ござ九さんの建物は増築を何度かしているそうだ。
火災時の延焼防止の「うだつ」
「うだつ」が上がらないとは、ここからきているそうだ。
またまた、みんな「へぇ~」
日々、何気なく通っていた。
よくよく、街を歩けば、色んなものが見えてくる。
歴史の裏の小さな物語やよく見ると美しい光景。
何度も「へぇ~」と言った。
翌日、一人で街を歩いてみた。
ブロ友さんから聞いた「おとうふ亭のとうふドーナツ」
店構えは知っていたが、入ったことがなかった。
ランチもあった。
入ったのは、12時45分過ぎ。
「ちょうどいい、ここで食べよう」
カウンターに座った。
できたての「寄せ豆腐」
まだ温かく、滑らかで美味しい。
<その日のランチ>
ピーナッツバターであえたレンコン。
意外にあっさり。
とうふが卵やシイタケと一緒になってそぼろ風。
盛り上がったご飯が、みるみる胃袋に収まる。
デザートの甘酒。
これもできたてで、初めての味。
あまり甘酒が得意ではないのだが、
さほど癖がなく、さっぱりとして美味しい。
「おとうふ亭」は、ランチ食べるのは、殆ど女性の様だが、
次々に男の人がとうふドーナツなどを買い込んで行く。
その日は7千歩ほどで、家に帰った。
そして、いよいよブロ友さんが素朴な味と言った「とうふドーナツ」
盛岡で、息子さんが学生生活をおくり、何度も盛岡に来たそうだ。
その時、よく食べたのが「とうふドーナツ」
素朴な味で美味しかったという。
3時のおやつに食べた。
ふんわりとした食感から、
口の中で広がるほのかな豆腐の風味。
飽きがこない味だ。
2個目に突入!
確かに素朴で優しい味。
ブロ友さんの想い出を存分に平らげた(笑)
あっという間になくなった。
まだまだ、盛岡にも未体験の味や光景がある。
ドーナツを買い込んで陽だまりで食べるのもいい。
コロナにも、冷たい風にも負けず、
「街歩き」にはまっている。
「お~」
今日も、風もなく陽射しがほんのりと温かい。
このひと時を楽しもう。
ダウンを着てマフラーを巻いた。