Jazz Giants '58 – Candy
Harry Edison (trumpet), Stan Getz (tenor sax), Gerry Mulligan (baritone sax), Oscar Peterson (piano), Herb Ellis (guitar), Ray Brown (bass), Louis Bellson (drums)
<音楽が流れます、音量に注意>
「この前来たのはいつだったかなぁ~」
と呟くと、
「真夏です、8月でした」とマスター。
なんだか嬉しくなる。
雫石の静かな田園地帯。
普通の家の庭に建つ、AURORA COFFEE ROASTERS。
人通りの少ない道に灯るオレンジの明り。
それを目指して「ゲイシャ」を飲みに行く。
もうすぐ12月、4か月ぶりだ。
盛岡の「ちひろ菓子工房」には、
美味しいスイーツと「上田ブレンド」と言う名前の珈琲がある。
オーロラさんの焙煎。
先日、行ったら上田ブレンド、ドリップパック共に品切れ。
別の豆を使っていた。
その時に思った。
「たまには贅沢してゲイシャ!」
初めて世界最高峰と言われる「ゲイシャ」を飲んだ時は驚いた。
珈琲というより深い味わいの紅茶の様でもあり、
フルーツの香りがしたり、
あっという間に飲んでしまった。
「パナマ オーロラ農園のGeiSha」
なかなか、千円ちょっとでは飲めない代物。
あれ?
マスターがいつもの帽子を被っていない。
なかなかいい男です!
今日も珈琲談義。
いや、ただ質問しては教わっているだけ。(笑)
苦労して買い付けた豆は、たまたま同じ名の「オーロラ農園」
入荷したばかり。
豊かな香り、喉越しが爽やか。
口元に感じた味と飲んだ後に残る味が違う気がした。
表現するのが難しい。
とにかく美味しく、ちょっと贅沢気分。
県外にも多くのファンがいる「AURORA COFFEE ROASTERS」
小さな空間は、静かに進化を続けている。
もともとカフェは4席。
それが椅子も代わり、2席だけ。
道路側にテイクアウト用の窓も出来た。
コロナ対策もしっかり。
焙煎機も少し、移動。
来る度、どこか変わっている。
初めて来た時に比べれば、すっかり変わった。
珈琲のことばかり、一途に考えているマスターは、珈琲に魅せられた男。
勤め先も辞め、珈琲一筋。
マスターの未来には、どんな珈琲があるのだろう。
ところで、近頃は眠りたくても頭が冴えてしまう夜がある。
夜も8時を過ぎると珈琲を飲んでいない。
カフェインレスの美味しい珈琲が入ったと聞き、買ってみた。
静かな夜と珈琲、音楽を楽しみたい。
部屋を暖かくして、
長い冬の夜の楽しみが戻ってきそうだ。