Lucia Micarelli - Introduction & Rondo Capriccioso, Op. 28 - Camille Saint-Saëns

 

 

粉雪のように、

さらさらと口の中で、溶けて消える。

盛岡市大通にある「チロル」のクリームチーズケーキ。

 

食べながら先日の雪景色が、

蘇ってきた。

 

チロルのクリームチーズケーキ

 

 

 

一月六日、晴れ。

盛岡から雫石園地や小岩井を抜け、

鞍掛山の麓まで走った。

雪と光と水色の世界。

 

雫石園地からの駒ケ岳

 

 

昼下がり、水色の空は高く、

田圃は、道の先まで雪原になっていた。

広々とした空と白の世界は、

静かだ。

 

 

駒ケ岳の向こうに、

田沢湖を望む広大なスキー場があり、

乳頭や田沢湖高原の温泉。

きっと山の向こう側は、雪も深いのだろう。

 

三十代の半ば過ぎから本格的に始めたスキー。

景色を見る事もそこそこに、滑りまくった。

朝からナイターまで、窮屈なブーツを履いていた。

急いで、カレーをかっ込み、ゴンドラやリフトに乗る。

バッジテストを目指したあの頃。

 

「どうして、あんなに熱く燃えたのだろう?」

そんなことを思いながら雪道を走った。

小岩井の道で、ちょっと停車。

音もなく樹から雪が落ちる。

 

 

陽は傾くも、

ちょっと陽射しが逞しくなった様に見えた。

冬至を過ぎてほぼひと月、日毎に日は長くなる。

 

 

ふわふわの真綿が、枝に。

雪の華。

 

 

鞍掛山の麓に来たのは、

歩くスキーの下見。

ゆっくり、かかとの上がるスキーで、

雪原を歩いてみたい。

油が切れかかった体でも、雪の楽しみ方はある。(笑)

 

 

もう始まっているようだ。

ずっと先に続く二本の跡。

 

 

近いうちに来ることを決め、車に戻った。

氷点下七度。

それでも、北国の真冬の景色は素晴らしい。

白の世界を歩いてみたい。

 

 

 

珈琲の豆を挽く音。

チロルでは、オーダーを受けてから始めるようだ。

嬉しくなる。

 

 

ほろほろと崩れそうになるひとかけ

スプーンに載せて、口に運べば、

チーズの風味を残して消え、後味もいい。

前に食材は、

シンプルだと聞いたことがある。

とても美味しい。

これは、二個はいける。(笑)

 

 

レアもいい。

チーズの味を活かして大切に仕上げたケーキ。

滑らかで口あたりも優しい。

あ~美味しい!

 

 

また今日も歩いて、二週間続けた一万歩。

今月の末で仕事も一区切りの予定。

その時にまで、少しは蘇るはずの体。

時の流れを忘れ、雪原を歩いてみたい。

 

 

 

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