７月15日にグランドオープン。
<「ネビラキ・カフェ」>湖畔のウッドデッキ
案内され、裏へ通じる小径へ。
錦秋湖からの風が抜ける。
小道を抜けると目の前に広がる錦秋湖。
陽も傾き、静かな水面。
映る山並み。
時々、太陽が照らしてくれた。
「ネビラキ」とは、
雪国に春が近づき樹々の根元の周りから雪が解けだし、
土が見えてくる。
まさに、これから動き出す雰囲気。
湖畔のウッドデッキ。
珈琲とベーグルでゆっくり。
丁寧に淹れた味わい深い珈琲。
ドレッシングソースを少しつけてベーグルを食べた。
素材の自然な味を大切にした感じで美味しい。
ついつい寛いでしまう。
人の心は、こういう光景を欲しているんだと思う。
特に、今は。
中秋の名月は、湖面に映る月を見て、
楽しんだらしい。
オーナーの瀬川さんと少し話した。
「どうして、ここにカフェを？」
と聞いたら、
ここを住まいとして色々な活動の拠点にしようと思った。
そうしたら、裏の素晴らしい錦秋湖の景色がもったいないと、
仲間やあちこちから言われ、
カフェを開くことにしたそうだ。
彼は、季節に応じた西和賀のネイチャーガイド。
地元の自然の話になると目が輝く。
きらきらと日差しを受ける水面の様に。
色んな体験が楽しめそうだ。
夫婦で色々な西和賀の魅力を紹介したり、
人と人を繋げて色々な事をするみたいだ。
これからのオーナー夫妻の発信から目を離せそうにない。
私にとって「西和賀」にリピート間違いない場所が増えた。
夕陽が照らす湖を見ていた。
ふと思い出した。
亡き母が、
「一度は、見ておきなさい」
毎年秋もになると絶賛していた錦秋湖の紅葉。
もうすぐ始まりだ。
