L-O-V-E · Beegie Adair
<音楽が流れます、音量に注意>
その日も花巻へ
盛岡で一人をひろい9時に花巻駅へ到着。
また一人ひろって3人。
向かったのは大迫。
ワインの葡萄の収穫の取材。
(その楽しかった取材の話は、後日詳しく)
ひと仕事終えた盛岡への帰り道
助手席から、
「紫波町で、ソースカツ丼を食べれる店があるって言ってましたよね?」
「通りますよ、紫波町の日詰商店街にありますよ」
と答えるとすかさず、
「食べてみたいんです!」
と輝く眼。
相変わらず単刀直入で気持ちがいい(笑)
20分後には、紫波町日詰の「松竹」
前に後を継いでいる若い大将から聞いた。
お祖父さんが、
一関の駅前にある松竹さんで修業し、日詰に「松竹」を開店。
元々は縁戚らしい。
さて、テーブルに置かれたソースカツ丼に輝く眼。
「いい匂い!」
と小さく手を叩いて、大きく口を開けてガブリ。
眼を細めて幸せそうな笑み。
<松竹のソースカツ丼>
「え~ 食べかけを撮るんですか~」
有無を言わさずパチリ。
噛んでも剥がれないカツと衣。
<狐色のカツ>
揚げたてのカツとソースの香りが、丼から立ち上がる。
<彼女は、カツを一枚追加してご飯少なめで頼んだ>
追加した1枚をくれた。
相変わらず美味しい。
ご飯も少しもらった。
ご飯とカツの間に敷かれたたっぷりのキャベツ。
ソースが染みたキャベツとご飯が、カツの肉の旨味を更に引き出す。
美味しい。
地元の紫波の米を炊いた「ご飯」
美味しいご飯は、カツを引き立てるばかりか、
噛むうちに時折、主役に躍り出る。
自分は、タンメン
暑い日だったからこそ熱々を食べる!
「松竹」のタンメンを見て案の定、向かいから、
「少し食べてみたいです!」
想定内の事。
「うわ~ 美味しい、これぞタンメン!」
ごま油系と煮えたモヤシなど野菜のいい香り。
しっかり野菜の旨味が溶け込んだスープ。
<松竹のタンメン>
スープが極細麺によく絡む。
熱々を食べていると涼しい風。
さりげなく若い大将がエアコンを調節してくれた。
食べるているうちにお客さんも入ってくる。
時計を見たら早い夕食だった。
食べ終えてまだ6時前。
しばらく、向かいの人は、
ソースカツ丼とタンメンに感動していた。
会計に立つと彼女も財布を開けた。。
「あ~いいですよ、ランチとソースカツ丼代で、ギャラです」
「え~ 聞いてない~ でも取材も楽しかったし、美味しかったしOKです!」
では、そうしようかなぁ~(笑)