Cuban Music Havana Jazz Roberto Carlos Valdes
18時集合!
総勢7名の打合せ。
「コロナに負けずに頑張ろう!」
夢の企画の実現に向け、資料を広げて1時間。
気がつくとビールが並ぶ。
その日は、準備よく生ビールのセッティングと出前の鮨。
今まで、男達のこんな「悪だくみ」から幾つものイベントが実現。
それにしても、
みんなのグラスを開ける勢いは凄く、
ますます口は滑らか。
生ビールは、みんなを横道へと誘う。
無関係に思える雑談で、笑いの渦。
でも、不思議といつの間にか本筋に戻っている。
勿論、席は一つずつ空けて。
<盛岡、八幡町「千代寿司」より握りたて>
マグロから食べた。
シャリとネタのバランスがいい感じ。
口の中から消えかけて、箸は蒸し海老に向かう。
優しい味で美味しい。
そして巻物へと続く。
わけあって、自分だけノンアル。
なので、もっぱら箸を動かす。
一応、人の話に頷きながらパクリ、パクパク。
傍らに刺身。
ちょっと小粋な計らい。
美味しい肴に吞兵衛達の話は、いよいよ盛り上がる。
古い街八幡の通りは、盛岡八幡宮に突き当たる。
一直線に、おおよ五百メートル。
「この通りで、ラグビーワールドカップ盛り上げのパスリレーをしよう!」
となった。
ところが話は、膨らみ、
気がつけば盛岡駅から始まり、
子供からお年寄りまで。
二千人をゆうに超える市民がパスを繋ぐ規模となった。
商業ビルの中でもパス。
盛岡芸妓さんもリレーした。
ゴールの盛岡八幡宮には知事さんから国会議員さんまで。
ところが、それで収まらない。
近隣の市町村でもイベントは繋がれ、釜石に繋げようとなった。
釜石でのラグビーワールドカップの盛り上げ、
ただ、そのためだった。
こういう話は、アナログがいい。
生ビールと美味しい鮨がいい。
今年の新たな企画は、風船の様に膨らむ。
破裂寸前で、ちゃんと纏めてお開き。
男たちの悪だくみは、
11時を回っていた。