Stan Getz - Hush-A-Bye
ある日の昼下がり。
「快気祝いは、鰻にしましょう!」
と嬉しい誘いにいそいそと。
盛岡の城跡のすぐそばにある「うなぎ善(ぜん)」
今年は丑の日が2度あったらしい。
2度目の鰻。
鰻の好みは、人それぞれ。
自分としては、
柔らか過ぎず、
タレは濃すぎず、甘すぎず。
山椒をふる前にひと口。
見た目は濃く見えたものののタレは、香ばしい。
いい具合に柔らかで、
山椒をふって、食べ始めたら箸が止まらない。
一気に。
誘ってくれた人は、こちらを見て、
「早い~!」と笑う。
この夏、2度目の鰻も美味しかった。
どうして、今年は丑の日が2回あるのか?
ググったもののよく分からなかった。
とにかく2度食べ、「めでたし!」と勝手に納得。
心から御礼を言って、
互いにそれぞれの予定に。
駐車場の車は、
ドアの持ち手も熱かった。
「これで、コロナや猛暑に負けずに頑張るぞ!」
なんて思ったり。
エアコンの風が滲んだ汗を乾かす。
少し涼むことにした。
一気に食べた鰻。
頭の中はJAZZだった(笑)
ピアノ、サックス、ベースにドラム。
鰻、タレ、山椒に肝吸い。
翌日の夕方、知人から電話。
「あの人も誘って鰻、食べに行かない?今月中がいいなあ~」
「・・・」