Voy A Apagar La Luz / Contigo Aprendi
まち中華の話
近頃よく耳にする「町中華」
「街中華」ともある。
とりあえず「まち中華」としよう。
ググると「安くて美味しく、ボリュームがある」
「居心地が良く、地元の人に愛されている」などとイメージしやすい。
昭和っぽい店構え、年季のはいった暖簾。
大将が中華鍋を鳴らし、換気扇も目いっぱい。
ネクタイ族は、スポーツ新聞片手にランチ。
OL達は賑やかながら箸もよく動く。
<先月は、えぞっこで中華丼>
<餃子も>
<この前は、唐揚げ定食>
<そして今夜は、レバーモヤシ炒め定食>
昭和の頃
サラリーマンは、椅子に座るなり、
カウンターに向かってメニューを叫ぶ。
大将は、次々に調理の段取り。
動きに無駄がなかった。
定食物のメニューも豊富。
夜は軽くビールもテーブルに。
時には大将も客と一緒に「巨人阪神戦」
あの頃、街でよく見かけた出前のバイクや自転車。
ちょっと時間がたっても美味しい焼きそば、中華丼。
外観も撮りたいと言うと、
「どうぞどうぞ、せっかくだから、ここからがいいよ」
なるほど名前と暖簾と中まで映る。
先月は、何度も桜山の「パイカル」へ
カウンターで見ず知らずの人と隣り合わせ。
ランチタイムは、みんな黙々と食べては入れ替わる。
夜はみんな仕草もゆっくり。
女の人は、ひとりスマホとビールで、餃子を待つ。
組んだ脚先のヒールのかかとが遊ぶ。
カップルもいて、それぞれスマホ。
なんか勝手に感じた淋しさ。
まち中華は、早くて安い。
そして美味しい!
人気のメニューの餃子は、持ち帰りも多い。
今、店の主人達は、コロナで頭が痛い。
まだまだ客足は戻っていないそうだ。
盛岡のあちこちにある美味しい「まち中華」を巡ってみたい。
えぞっこ
住所:
白乾児
住所: