It Could Happen To You - Pete Jolly Trio
<音楽が流れます、音量に注意>
花巻からの「盛岡小旅」も終盤。
二人は、まだまだ元気。
夕暮れの盛岡、東大通の通称「桜山」を歩いた。
岩手県庁と桜山神社の間にあり、
昭和と今が自然な調和を見せる。
連なる店の灯りが誘う。
「どうします?呑みたいって顔に書いてますよ」
するとTさん、
「教えてもらった店があるんです。でも遠かったら諦めます」
スマホを覗くとなんと歩いて十数メートル!
「SALASALA(さらさら)」
<フィッシュ&チップス>
滝沢市の清水で育てた岩魚を使い、
臭みもなくポテトとよく合う。
美味しい。
テーブル席に、カウンター、個室もある様だ。
地元の素材を使いバリエーション豊かな料理。
窓一面に城跡の緑。
いい雰囲気の中で始まった。
「ハナニラ」の小鉢
シャキシャキの後にくる甘味。
美味しいお通しは大切。
<大人のポテトサラダ>
冷やしたポテトをパンに載せて。
胡麻がいいアクセント。
運転手を気にしていたが、
食べて呑むうち、寛ぎの雰囲気。
<ハムカツ>
子どもの頃、
ハムカツが夕食に出るとその日、
嫌なことがあっても立ち直った。
花巻市の「地域おこし協力隊」として任期は3年。
二人は、定住したいと言う。
花巻のシティプロモーションや高校、中学などでの講演もこなす、
塩野さんはクリエーターでもある。
「宮沢賢治さん」に関連した仕事をしたいと輝く眼。
花巻のワインの広告塔として活躍中の飛世さん。
「花巻ワイン通信」でワインを紹介したり、テレビやラジオにも登場。
将来は「食」に関係した仕事をしたいと語る。
<ゴーヤーチャンプルー>
彼女たちの未来が羨ましい。
ほどよい苦味は美味しいが、ちよっと心に後を引く。
<県産の和牛の餃子>
底はカリカリ、餡は肉の旨味たっぷり。
彼女達の好きそうな日本酒や焼酎が並ぶ。
塩野さん、
何やら取り出しテーブルに置いた。
花巻から「まきぼう」を連れて来た。
オリジナルグッズ、消しゴムハンコなども手がける。
「ついてって、いいですか?」と可愛いモフモフ君。
<紅という芋のコロッケ>
衣のサクサク感に包まれ、
しっとりと自然な甘みのコロッケ。
あっという間に8時を回っていた。
店を出て、
「あれ、ソーキそばを食べなかった!」
<先月の桜山>
盛岡駅まで送り、
二人の「盛岡小旅」は帰り道。
花巻と盛岡を行き交う人は多く、繋がりは深い。
定住したら「街を繋ぐ人」として、
広い岩手を存分に駆け巡って欲しい。
SALASALA さらさら
岩手県盛岡市内丸6-14 est21 2F
050-5816-5093