<音楽が流れます、音量に注意>
「おや?」
久し振りに訪れるとなんか店構えが違う。
看板には、「自家焙煎カカオ・クラフティ」と書いてある。
確か前の看板は、「お菓子の家・クラフティ」と覚えている。
「何だろう」と思いつつドアを開けた。
店の中、ショーケースに並ぶケーキの彩度が違う。
よほど妙な顔だったらしい。
「あの、2018年にリニューアルしました」
と店の人に言われた。
シェフは「パティスリーキハチ」や「千疋屋」で腕を磨いて来た人で、
そう言えば、チョコレートにはこだわりを持っていた。
チョコレートの専門店と銘打っていた。
「そうだったんですか、久し振りに来たらビックリです」
そう言いながら、ショーケースを見て、眼が釘付けになった。
ショーケースの中のチョコレート
一度、説明を聞いたが、年甲斐もなく興奮していてよく覚えていない。
チョコレートとは思えない美しさ。
今度行ったら詳しく聴いて来よう。
<ボンボン・ショコラ>
綺麗だったが、次回の楽しみにした。
乳化剤や香料を使用せず、
厳選したカカオ豆を焙煎し、石臼で挽く。
カカオの深みのある味と香りを引き出す究極の製法らしい。
しかも、カカオ豆は世界各国の農園から、
良質な物を買い付けている。
これは、シェフが以前から本来やりたかったことらしい。
とても驚いた。
自分にとって盛岡で、また貴重な店になった。
買物をして、中央公園に向かう。
途中で久し振りに踏切。
たいてい立体交差ばかりを走っていた。
まずは予定どおり散歩しなくては。
たぶんカキツバタを見つけた。
色々な種類がある。
カメラを向けた。
どれも綺麗だ。
今日も3000歩を超えた。
車に戻って、コンビニで買った珈琲を飲みながら、
ケーキの箱を開けた。
早速、食べてみた。
濃厚なチョコレートをペースに心地良い甘さで香りもいい。
そして、とても滑らかだ。
上質なチョコレートを食べている感覚。
とても美味しい。
「なるほどカカオから出来ているんだ」と独り言。
次に、おしゃれな小箱を開ける。
オレンジピールやオランジェットが大好物の食いしん爺にはたまらない。
<オランジェット・アリバ>
チョコレートとオレンジの味も香りも口の中で広がる。
これは、美味しい。
3個続けてしまった。
後は、家での楽しみに。
どうも気になる、宝石の様な「ボンボン・ショコラ」
明日か明後日に、また行ってみたい。
いや行かねば。