Bebu Silvetti - Spring Rain 1976
<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

「サラダが山盛りで、美味しい生姜焼きの店があるんです」

ある人の話しが耳に残っていた。

先日の夜、7時過ぎに盛岡の繁華街での用事が済んだ。

話の場所に近いはず。

少し歩くと小さなビルの前に立て看板。

「しょうが焼きや」

 

ドアを開けるとカウンターが伸び、奥にテーブル席が一つ。

カウンターの端っこへ案内された。

メニューを見て迷う、唸る。

「定番」と「味噌」と「イタリアン風」のしょうが焼きがあり、

サイズもレギュラーとSサイズ。

チキンもある。

 

さんざん迷って「ちよっと贅沢な豚ロースのしょうが焼き定食」に

 

始めにカウンターに置かれたサラダ

なんと、大ぶりのどんぶりにびっしり!

予想を超えた。

 

 

驚いた顔をしていたらしい。

オーナーが「うちの、ウリなんです」とニコニコ。

「美味しい」予感。

 

 

生姜醤油の焦げる匂いがしてきた。

吸い込みたくなる。

膨らむ期待。

 

小鉢が出てきた。

大根の若葉にツナ。

旬の山菜みたいに美味しい。

 

 

豆腐とキュウリをオリーブオイルで纏めている。

心憎い。

 

 

「おまたせしました」

口が開いたまま、一瞬、固まる。

自分の太い親指と比べても遜色のない厚み。

 

 

きつね色といい匂い。

ナイフが、いい感じに入る。

 

 

美味しい!

締まった豚肉の旨味を味わい、端っこの脂身も美味しい。

濃いめの生姜醤油のソースに好みで浸せばいい。

 

 

ご飯には、あまり載せない方だが、

「すみません、スプーン貸して下さい」

肉とキャベツを浸して載せ、少し汁をかけてみた。

 

 

かっこみたい衝動を抑え、

噛むほどに肉とご飯の旨味。

 

 

教えてくれた人が話していた。

「オーナーは、地元の素材の味を殺すことなく活かすのが上手なんだと思います」

 

続いて入って来た家族。

カウンターに料理を並べ終えるとオーナーは、

小さな子を抱っこ。

若い父と母は、少しの間、ご飯を楽しむ。

 

 

「また来ます!」には、力が入った。

 

 

帰り道にメールした。

「通う店が増えました。どうもありがとう!」

 

 

 

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