Beegie Adair Tribute To Beatles – Yesterday
<音楽が出ます、音量に注意>
3月上旬、
盛岡の川徳デパートに行った。
ある人に会い、連れて行かれた食品売り場のとあるコーナー。
そこで、紹介された「肉のふがね」の代表。
岩手短角和牛の肉やソーセージなどを精力的に販売していた。
そこで話を聞いた。
厳しい岩手の県北の環境で育った牛。
夏は放牧、冬は畜産農家が飼育する「夏山冬里方式」
そして、自然交配だそうだ。
ようは牛らしく育った「牛」で、脂肪分が黒毛和牛より少ない。
以前、地産地消をモットーとし、ステーキなどを出すレストランで、
「岩手の短角牛は、熟成すると、とても美味しくなる」と聞いた。
この牛のルーツは、南部牛らしい。
沿岸から塩などを運んだ牛だ。
数年前、野田の塩を取材した時、塩の道の一部を歩いた。
急峻な山道だった。
その時、
民謡「南部牛追い唄」のリズムがゆっくりなのを分かった気がした。
とてもテンポよくは登れない。
<その日はふがねさんの、一番人気「いわて短角和牛サラミ」を買った>
袋から取り出し、ひと口。
肉の弾力と脂の旨味、塩気も丁度いい。
さっぱりとした脂身は、後味がいい。
これは美味しい!
立て続けに3枚平らげた。
ドイツの食肉コンクールで金賞なのも頷ける。
翌日、朝にはパンと一緒に食べた。
2枚重ねて贅沢に。
美味しい!
病みつきになりそうだ。
10枚は、24時間もたなかった(笑)
人間は食物連鎖の頂点にいる。
今でも、世界で感謝祭がある。
「命をいただく感謝」を忘れては、いけないと思っている。
そして、牛らしく太陽の下で、生きた証の「美味しさ」だと思った。
デパートの地下での販売は数日間だったが、オンラインショップもある。
しかし、今度は、岩手町に行って買ってみたいと思う。