Chantal Chamberland - Smoke Gets in Your Eyes
<音楽が出ます、音量に注意>
先日、
ある人と久し振りの再会。
十数年ぶりに呑んだ。
二人で、これもまた久々の「里伊」へ。
カウンターの端っこに並んだ。
「乾杯!」
<「里伊」の「海老真薯(しんじょ)>
プリプリの食感で、芝海老の風味が楽しい。
とても美味しい。
「里伊」に来たら、海老しんじょともう一つ欠かせない「チューリップ」
<鳥の骨付き唐揚げ「チューリップ」>
里伊も、ほぼ一年振り。
実は先程、覗いたら混んでる様に見えて引き戸を閉めかけた。
するとスタッフがやって来て、
「あれ、お帰りですか? 空いてますよ」
「カウンターがいっぱいみたいだから」
「お二人さまなら、大丈夫ですよ」
そして、カウンターに。
座るや否や三陸鉄道が大好きなマスターの出迎え。
「お~ 久し振りです!」
この自然な笑顔に癒される。
席が空いていて良かった。
沿岸の釜石出身でお客さんとのやり取りが楽しいという。
一人で来ても、大勢で来ても二番目の家の様に寛いで欲しい。
だから此処は「居酒家」と言う。
マスターに聞いた。
「コロナの影響は?」
「キャンセルはありますが、初めてのお客さんも多くて楽しいですよ!」
里伊で、飲みつつ食べつつ、十数年の間の時間が埋まっていく。
「春を食べよう!」となって「バッケ(ふきのとう)を頼んだ。
春の心地良い苦味。
いい具合に、ほろ苦い。
二人の口も箸も忙しい。
<春の心地良い苦味「バッケ(ふきのとう)の天婦羅>
カウンターの端っこに並んで濃厚接触の2時間半。
久し振りの人は、明日の朝、早いという。
十数年前は、深夜まで飲み歩いたものだ。
別れ際、
手のふり方は以前と変わらない。
苦笑いしながらの帰り道。
「春の苦味」を味わったが北国盛岡の夜風は冷たい。
何かと騒々しい昨今。
暖かい陽射しの春を楽しみに一日一日をを過ごすとしよう。
<居酒家「里伊(さい)」>
住所 | 岩手県盛岡市南大通1-10-17 |
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営業時間 |
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定休日 | 月曜日 第1第3日曜日 ※日曜日はイベント出店などにより変動ありです。 |
来週の3月29日(日)30日(月)
店内の工事とメンテナンスの為お休みを頂きます。