Beejie Adair I've Got a Crush On You
<音楽が出ます、音量に注意>
打合せが押し、9時近くに終わった。
気楽な独り飯にしようかと迷ったが「ご飯どうですか?」
と声をかけた。
地方都市では、8時を過ぎるとロードサイドは別として、
街中でゆっくりご飯を食べられる店は少ない。
「呑みながら」であれば、また別だが。
そんな時、よく「ひまわり」に行く。
丁度いい音量でJAZZが流れる。
「なにか、お薦めを教えて下さい?」
と聞かれて、
「ここに来るとほぼトマトソースのスープパスタです」
と答えた。
付き合いも長く、その人の嗜好は心得ている。
<「ひまわり」のちょい辛の「トマトソースのスープパスタ」>
もちもち系も大好きだが、
細いパスタが「ちょぃ辛」のコクありスープとよく絡む。
「これは、美味しいですね」と目を細める。
今日は、ピラフにした。
硬過ぎず、柔らか過ぎず美味しい。
あっという間に二人とも完食。
奥のテーブルは、広く打合せに便利。
数年前は週に何度も来たことも。
食べながら打合せをして一区切りつけば、珈琲でひと息。
オーナー夫妻は、取材を好まない。
一過性の人の波が押し寄せると「常連さんに申し訳ない」と言う。
ただでさえ、ランチタイムは混み、夜はたいてい静か。
以前に「ブログに載せていいですか?」と聞いたら、
オーナーはちょっと困惑顔。
「僕のブログやFacebookは、さほど影響ないですから」
と話して了解を得たことがあるものの、あまり載せてない。
ところで、
人に美味しい店やお薦めを聞かれると、
気心知れた人は別にして、いつも戸惑う。
それぞれの嗜好があり、薦めるのが難しい。
今のところは「平凡な舌」が幸いしているのか、
特にも「叱られたり」「がっかり」の知らせはない。
声が聞こえて来ないだけかも?
そろそろ解散。
「今夜は、御馳走します。チョコレートあげなかったので」
近頃は、素直に「ありがとう、御馳走になります」
外は雪は止み、静かだった。
明日も来て、ここで資料の確認をしよう。