Carole King - So Far Away
<音楽が出ます、音量に注意>
盛岡の街が白くなった
久し振りの雪景色の夕暮れ。
綺麗にすら見えて立ち止まると丁度、カフェの光、
魅惑のオレンジ色。
「お茶とてつびんengawa(えんがわ)」
以前は古い写真館だった建物。
奥の畳の部屋では南部鉄瓶が見れる。
2階には、ワインバー「アッカトーネ」もある。
ドアを開けて、靴の雪を落としていると、
「どうぞ、大丈夫ですよ」
と声がかかる。
席につくと鉄瓶で沸かした白湯が出てくる。
ここは紅茶のバリエーションが豊富で楽しい。
<モンターニュブルー>
いい香りだ。
フルーティー!
時々しか飲まない紅茶が楽しくなった。
チーズケーキも添えて。
<コーニッシュチーズケーキ>
メニューによると
クロテッドクリームをたっぷり使った、
イギリスのコーンウォール地方のベイクドチーズケーキとある。
ベイクドチーズケーキは、
焼きがけはふんわりで、
時間とともにしっとりとしてくるらしい。
チーズケーキも詳しくはないが、
いつかネットで見て面白いと思った事がある。
それは、
チーズケーキの歴史はもかなり古くて、
古代オリンピックで選手たちに配られた記録があるらしい。
「ほ~」と思った覚えがある。
その他の詳細は忘れたが、なんとなく、
古代のオリンピックで、アスリートがムシャムシャ食べる。
半分肩を出した例のテルマエ・ロマエに出てくる阿部寛さんの姿。
ひとりで笑ったものだ。
大ぶりのカップで、ゆっくり。
外を見ながら、ゆっくり。
ここは特等席。
向かいに「賢治・啄木青春館」を眺める。
バスを待つ人達。
停まって発車して行くと、また誰もいなくなる。
それだけの事が、なんか楽しくて。
「モンターニュブルー」
「コーニッシュチーズケーキ」
と「南部鉄瓶」
「夕暮れの雪景色」とくれば、なんか「お洒落な人」になった心もち。
やっぱり、北国の街「盛岡」は、雪景色が似合う。
なんて、ひと時だけ「お洒落になった人」は、想ったりして。
今度来たらゆっくり座敷で南部鉄瓶を見させてもらおう。