<音楽が出ます。音量に注意>
いよいよ冷えてきた盛岡。
古い街の八幡通り。
盛岡八幡宮に向かって五百メートルはあろうか、一直線。
真ん中あたりに、「すずめ」の暖簾に赤提灯。
お好み焼き「すずめ」
「いらっしゃい」とマスター。
愛想が無いと言われることもあるらしい(笑)
「話すと面白くて、笑顔が可愛いですよね」
と前に一緒に来た人は言ったっけ。
<あの夜の、焼き具合は傑作!>
そう言えば、今日は節分。
<今日は、ベーコンとポテト>
ちと焼きすぎたけれど、
ポテトが甘く感じ、熱々、ほくほくで美味しかった。
いつものように、〆は、豚焼きそば
「そば」の下には、キャベツとモヤシ。
「すずめ」では、基本的にお客さんが焼く。
食いしん爺は「好きに焼きたい派」で、
ほっとかれる方がいい。
野菜と別々に焼き、
塩コショウで軽く味付けしてから混ぜる。
客は、それぞれ自分好みの味付け、焼き方で。
<「すずめ」の名の由来>
以前、マスターから聞いた。
栃木県の宇都宮の南に雀宮駅がある。
居酒屋、スポーツ店、ディサービスから医院まで「すずめ」という名前。
地図には「雀神社」もある。
ここが先代の奥さんの出身地。
先代はお客さんに、
「とにかく腹いっぱい食べて欲しい」
との思いからお好み焼き屋を始めたそうだ。
今夜もなかなかいい出来上がり。
ソースかげん、焼き加減とも上々で美味しかった。
盛岡の八幡は、昭和レトロな街
「すずめ」は、街に良く溶け込んでいるなあ~
温まって外へ。
ちらほら雪が舞っていた。