Andrew York plays "Home" on an 1888 Antonio de Torres
<音楽が出ます、音量に注意>
夏と冬にくる電話。
心待ちの電話が来たのは、暮れかけた4時過ぎ。
すぐに出かけた。
マフラーを忘れたが、
寒さも忘れて。
いただき物を受け取りにある場所へ。
「少しですけど」
「そんなそんな、図々しく、そろそろかなって楽しみにしてました!」
感謝を伝え、笑顔に送られた。
後は、ご飯だけあれば、とっておきの夕食。
<手作りの大根と、ニラとセリのキムチ>
甘さも感じて辛みが柔らかい。
冬に、身体の芯から温まる。
ご飯がすすむ、すすむ。
<もう一つのタッパーには、紅に染まる牡蠣入り>
カキの旨味が、溶け出しているのが見えた気がする錯覚。
キムチ好きにはたまらない。
韓国の王様の食卓を賑わしたという牡蠣などの海鮮入りのポッサムキムチは、
向こうでは祝いの席に欠かせないらしい。
このキムチには、白菜の代わりに大根、ニラやセリなど北国の野菜がたっぷり。
早速、キムチ好きにも届けると予想どおりに、くしゃくしゃの笑顔。
紅い色が一番、人の筋肉が反応すると言う話を聞いた。
旬の牡蠣や野菜がキムチ色に染まり、身体も喜ぶ。
夏には、小さなキュウリのオイキムチ。
そう言えば、昨年も何人かの方から色々な物をいただいた。
山菜、キノコや瑞々しく美味しい野菜たち。
色んな人の顔を思い浮かべて感謝した夜。