I'd Rather Leave While I'm In Love   Rita Coolidge

<音楽が出ます、音量に注意>

 

 

 

心惹かれる、蕎麦屋さんの一つ

蕎麦喰い処「やまや」

とても美味しくて安い!

混雑を避けては何度もリピート。

その夜は、

更科、かけカレー、げそ天、季節の掻き揚げ、大根の粗おろし。

 

<更科>

 

品の良い贅沢な蕎麦は香り高く。

繊細で喉越しもいい。

何もつけずに、

少しつけたり、

粗おろしを入れたりと色んな風に楽しむ。

 

<いい色と艶>

 

蕎麦の歴史は古いが、

蕎麦切りと言われる細長い食べ方が庶民に行き渡ったのは元禄の頃らしい。

贅沢な更科は、長野で誕生したそうだ。

 

 

 

以前、取材したおりに親方から聞いた。

沢山の人に食べて欲しいと蕎麦打ち教室にも出かけたり、

今は見かけないが蕎麦の栄養を手書きで解説した張り紙もあった。

そして、安い価格。

例えば、かけそば385円。

これにトッピングを選ぶ。

季節の天ぷらで385円、

その日はラッキーなことに牡蠣も入っていた。

 

週末や観光シーズンは、行列のできる店。

でも日曜、祝日は定休日。

 

 

 

続いて、かけカレー蕎麦、495円

 

揚げ玉とネギを添えて。

カレー風味と蕎麦がよく合い、飽きがこない。

 

 

以前は決まって「だったん」「挽きぐるみ」「更科」の三種類。

今は、トッピングを楽しんでいる。

 

 

一人で初めて蕎麦を食べたのは高校1年生。

花巻駅の立ち食い蕎麦。

寒い冬の帰り、部活もせずに食べていると背中を突かれた。

同級生が「食べる!」

残りを渡す。

「なんで、こんなに美味いんだろ」と空になる。

後は、ベンチで列車を待つ。

あの頃、何を喋っていたのか?

たぶん大人には分からない戯言で笑っていた。

思春期は、笑いと苦悩の日々だった。

 

 

 

 

食べ終えて出汁の効いた蕎麦湯を飲めば、

きつい一日でも穏やかに。

「御馳走様でした!」

 

 

盛岡は美味しい蕎麦屋さんが多い。

自分は、「蕎麦通」ではないが、間違いなく「蕎麦喰い」である。

 

 

 

 

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